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パチンコ・パチスロ界に訪れる「2007年6月問題」とは?
2006/10/10
| 概要 | レポート |
一体どれくらい大変なことなの?
パチスロ機1台平均35万円として、市場から完全撤去される180万台でなんと6,300億円!!
その間に、パチンコ機種なども含めた既存機種の入れ替えも当然必要なため、いつもとは余計にかかるお金だ。これはもの凄い金額なのだ。
パチンコホールがこのお金をファンから回収しようとしたらファンが離れて、結局ホールがつぶれてしまう…
だからといってパチンコホールがこの負担をかぶってしまうとお金が回らずホールがつぶれてしまう…
結果、パチンコ・パチスロを含めて機械台メーカー各社が知恵を絞って、遊技機価格を低価格に抑える努力しているのだ!!
遊技機価格低下への取り組み 〜レンタル〜
ホールへの遊技機購入負担を軽減するための施策として最近主流な方法が「レンタル」だ。
5号機拡販に積極的なアルゼやSNKプレイモアでは月数万円+機種入れ替え時に5万円程度のレンタルプランを実施中。
このプランであれば、たとえば1台月2万円のレンタル代金であれば、1日1台1,000円程度の利益を出せばOKということとなり計算がしやすい。
少ない投資で長く遊んでもらうスタイルが理想とされているこれからのパチンコ業界で、遊技機の代金が計算できるのは大きなメリットといえる。ファンにとっても「原価償却費用」負担が減る分だけ遊びやすい環境となるためウエルカムなシステムなのだ!
なお、レンタルシステムは上述のメーカー以外でもサミーやアビリットなど主要なパチスロメーカーでは実施済みのほか、パチンコメーカーでもニューギンが採用をはじめ注目を集めている。
遊技機価格低下への取り組み 〜新規システム〜
平和から発表された「SS」システムは遊技機で一番高額な部材である「液晶」を本体ユニットに組み込み、基盤や釘を配置したアクリル面を入れ替えることで低価格での新台入れ替えを可能にした注目の新システムだ!
イメージとしては本体であるファミコンに、ソフトであるカセットを入れ替えると違うゲームができるように新台入れ替えができるイメージ。
これにより20インチの巨大な液晶を保持しながらも、いわゆる板換え価格で、巨大な液晶を活用した迫力ある新機種への入れ替えが可能となるのだ。
平和ではこのシステムを他社へも提供する意思があるとのことで、可能ならば汎用性のあるシステムとして普及されることを期待したい。
肝心要は長く人気を保持する機種を設置することなのだ!
と、ここまでメーカーの2007年6月に向けた対策の活動を書いてきた。
実は本原稿を書いている時点で、発売可能な状態(検定通過済み)なパチスロ機は125機種ある。
しかし、発売済み、または発売予定が明らかになっている機種は56機種。実に69機種もの機種が“ストック”されている状態なのだ。
※同一機種の確率違い等でお蔵入りのものもあるので実際はこれより少ない
パチンコメーカーはパチスロの大幅な入れ替え時期が来る前に、どんどん新台を発表し、パチスロ入れ替えによるパチンコ機買い替え抑制の余波を受けないように新台発表のペースを増していくと思われる。
そして、パチスロメーカーはこれらの“ストック”されている機種に加え、これからも続々検定を通過するであろう機種たちを「2007年6月末」をターゲットとし、戦略と計画をもって来年春ごろから続々とリリースしてくるものと思われる。
ファンにとっては新台百花繚乱の楽しい半年・1年となることは間違いないが、導入機種が見込み違いの成果しか上げられないパチンコホールではどんどん機種導入負担が増していき、そして潰れていく運命になるだろう。
『海物語』『北斗の拳』『吉宗』などの例を見るまでもなく、本当に人気のある機種は発売後、半年や1年たっても人気は低下しない。
海のものとも山のものともしれない新台に飛びつき、大量購入をした結果失敗してしまうパチンコホールは今も数多く存在する。
前例に挙げた機種たちも決してトップ導入しなくても大きな利益を上げられている経験があるのに、だ。
ファンの立場から見れば、正しい機種に対する目利き能力を持ち、自店に導入されているすべての機種に均一にお客さんから支持を得られているホールが優良ホールの目安となること間違いなしだ。
その第一歩、2006年下期が始まった。

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