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潜伏確変の見分け方 by 冬月カースケ
2007/09/12
| 概要 | レポート |
そもそも潜伏確変って?
潜伏確変というのは、文字通り「確変状態(高確率)が外から判断できない(潜伏)状態」を指す。すなわち「内部的には確変」状態といっていい。その最大の特徴は、電チューの開閉(サポート)がなく、ランプなどもつかないので一見すると外からは、その状態が分からないという点だ。なぜこのような分かりにくい演出が、あえて施されているのかということだが、これはパチンコ台の規制緩和によって多様なゲーム性が認可されているためだ。各メーカーとも、自社の製品に特徴を出し、多彩なゲーム性を作り出すために日々努力しているということ。
その中で最も特徴的なのは「2R(ラウンド)確変」という機能だ。これは、『ぱちんこ 冬のソナタ』や『新世紀エヴァンゲリオン』などで認知された、当初は突確(突然確変)と呼ばれていたもの→実際には『冬ソナ』の場合は「緊急入院」、『エヴァ』は「暴走モード」と名づけられている。これは、大当たり確率が1/300の前半で、確変突入率が63%以上という破格の甘いスペックを実現するためのひとつの「トリック」でもあるのだ。
しかし、前述のスペック通りだと、甘すぎて(出玉率が高い)ホールでの扱いができにくい→釘をガチガチにしめて回らないようにするしかなくなる。しかし、確変突入率63%の中に20%程度の2R確変を入れて→確変大当たり43%+2R確変当り20%=63% くらいにすれば、破壊力はかなり緩和される。
そもそもこの2R確変というのは、その名の通りで確変当りなのだが、獲得ラウンドは2ラウンドのみ。しかも、このラウンド消化のアタッカーの開放はパカパカと一瞬だけ2回開く仕組みになっているため、出玉はほとんど得られない(パカパカの間にうまく玉が拾われてもせいぜい数十個の出玉)。
その代わり、大概の機種はその後に電チューサポートがついて、ランプがピカピカ、画面にも「確変状態」を示す誰にでも分かる演出がなされ、次回までの大当たりが玉を減らさずに約束されるというもの。ただし、最近は2R確変に突入しても、外見から判断しにくい(電チューサポートなどかつかない)ものもあるから注意だ。→『花の慶次』『座頭市』『中森明菜』『プロゴルファー猿』など。そして中には、2R確変に当選しているのに、電チューサポートが一定回転数になると消滅し、外見からは通常状態とまったく同じ状態になる機種もある。→『ぱちんこ ウルトラマン』『綱取物語』など。こうなると、自分の打っている台の状態把握がとても大事になる。まずは、自分の打っている台、打とうとしている台がどんな台なのか知ることがまずは肝要だ。
モーニング台とは・・・
モーニング台というのは、朝の時点ですでに高確率状態に入っている台のこと。なぜ、このような台が存在するのかというと、現在の機械システムによる。今まで述べてきたように、高確率と知らずに止めていく人がいた場合に生まれる可能性のある特殊な状態だ。たまに、確変中に時間がないからと止めてしまう人を見かけるが、その場合は店員さんがすかさず台の裏を開けて機械を操作し、確変状態を消滅させる。→目撃した人もいるだろう。
しかし、内部確変状態の台の場合は、天災など不慮の事故に備えてなのか、大概はバックアップ機能が設けてあり、電源を落としただけでは状態は変化しないのだ。それどころか、電源を再び入れなおすと、内部確変状態にある台のみ、盤面の特定の部分に兆候が示される。→特定のランプ点灯が多い。これは、単に電源を落とす→閉店 電源を入れる→開店 というサイクルだけでは消滅しないためだ。
状態を通常に戻すには、一台ごとにRAM(Random Memory)をクリアしなくてはならないのだ。そのため、お店側が毎日閉店後に全台をチェックして、その作業を行わなければ、前日の内部確変状態が翌日に持ち越されるというわけ。実際には、お店が気づかないで放置されている場合が多いが、意図的に残す店も中にはある。→チェックの厳しい店では、担当者が必ず毎日チェックして消している。
見つける可能性は高いとは言えないが、見つけた時の見返りはなかなかに大きいものもあるので、知識として持っていて損はないだろう。ただし、各ホールには、それを専門に狙っている常連やプロなどがいる可能性もあるので、悪いことをしているわけではないが、トラブルの原因になりやすいということは覚えておこう。
現実的には・・・
これらの状況や台のゲーム性、真のスペックは、ホールに置いてある小冊子程度では、ほとんど分からないケースが圧倒的。店員さんに聞いても、きちんと答えられる人は驚くほど少ないはず。確かに、これだけ大量に様々な機種が次々と導入されているのだから、無理からぬところでもある。とするなら我々打ち手にとっては、予習復習がとても大事になるというわけ。
かつてパチンコをまったく知らなかった冬月だが、近所のホールで初代『綱取物語』(大当たり終了後1/2確率で天国=高確率モードに移行する)を打って、大当たり即ヤメをしたことがある。回りのお客さんは飛びついて打ったんだろうなあ・・・・と遠い昔を思い出す。今でもそういう人は多いはず。みすみす高いお金を払って損をすることはない。よって、みんなも最低でも「パチンコ図鑑」で予習復習を欠かさないで欲しい。そして、さらには内部確変状態を見抜いたり、朝一で潜伏確変状態の台を自ら積極的に見つけたりして、自分のパチンコの楽しみの幅が広がればいいよね。では次にいよいよ実践編に入るよ。
注意の必要な機種とモーニングランプ判別可能機種
モード移行のある台で、かつ電チューサポートなどのつかない状態判別が難しい機種の存在を知ろう。たくさんあるのだが、今回は代表的なのものを・・・・。
△『綱取物語』・・・大当たりのたびに抽選を行い、確変か通常かに振り分けられる。ただし、打ち手には非常にわかりにくい。判別方法は二つ。ひとつは大当たりラウンド中にのみ点灯している7セグ表示。もうひとつは、大当たり終了後のゲーム演出(これについては、パチンコ図鑑参照)。いずれにせよ、高確率状態だと大当たり確率は約1/33 なので、大当たり終了後最低でも50-60回転は様子を見ること→即ヤメは厳禁と覚えておこう。またモーニングランプあり。これは当然チェックだ。
△『花の慶次〜雲のかなたに』・・・これは、A:出玉ありの確変大当たり、B:2ラウンド確変大当たり、C:2ラウンド通常大当たり D:2ラウンドフェイク当り の4つのパターンがある。
Aは問題なし。問題はBとCのDの判別。特に、通常状態でBCDを引いた場合は、演出上の挙動(打ち手が外部からわかる予告やリーチ演出など)は、ほとんど変わりがない。「傾奇モード」⇔「極傾奇モード」を出たり入ったりする。
最低限でも、BCとDの区別だけはきちんとつけよう。それは、中出目に「傾奇者」図柄が止まった直後に、盤面右下の2Rランプの点灯を確認すればよい。ここが点灯しなければ、Dが確定で即ヤメも問題なし。ランプが点灯した場合は、BCのどちらかになるが、これも花びら型ランプの点灯状況によってほぼ判別が可能。→Bの確認ができたら、絶対に止めてはいけない。ただし、ランプはすぐに消えてしまうので、きちんとチェックしておこう。 →『座頭市』『中森明菜』もほぼ同じ仕組み。『機動新撰組 萌えよ剣』の場合は、ミッションモード突入が2R演出になる。点灯すれば、Bが確定する。点灯しなければDだ。
△『魔法の王国アンルイス』・・・これも同じメーカーだけに、前述の『花の慶次』とほぼ同じ仕組み。モーニングランプは要チェック。
△『プロゴルファー猿』・・・この機種の場合は「猿丸激闘モード」が丸分かりの確変状態だが、内部確変状態もある。それが「猿丸チャンス」の直後の2Rランプの点灯で判別できる。点灯すれば、2R確変か2R通常のどちらかが確定。点灯しなければ、フェイクなので即ヤメで問題なし。2R確変と通常の判別は、盤面右下縦型の4連ランブの状況で出来る。前書きで書いたとおり、モーニングランプがある。→『ピンクレディセカンドツアー』も基本は同じ。ショータイム演出時に判別すること。
△その他・・・『CR海百景』・・・・スマイルモード突入時に2Rランプ点灯で確変。『侍ジャイアンツ』・・・・チャンス目停止時に、2Rランプ点灯で確変。『マーベルヒーローズ』と『鬼浜』は常時判別可能。
■モーニングランプ判別可能機種
『義経物語』『海百景』『ピンクレディセカンドツアー』『華舞鬼ノ國』『侍ジャイアンツ』『機動新撰組 萌えよ剣』『プロゴルファー猿』『ダイナマイトキング』『泉谷しげるの座頭市物語』『フィーバー覇-LOAD』『花の慶次』『魔法の王国アンルイス』
設置数も多いこれら機種のモーニングランプは覚えておいて損はない。
まとめ
実は、ホールには今回紹介した以外で、内部確変やモーニング台もあるが、すでに撤去が進んでいるために割愛した。撤去が進んでいる機種は客ツキが悪く、現実的に確変状態が落ちていることはほとんどない。狙うなら、客ツキのいい機種がメインになるだろう。現実的に、一番ありそうなのは『綱取物語』『花の慶次』『フィーバー覇-LOAD』『ピンクレディ』辺りかもしれない。
いずれにしても、もし専門にやろうと思ったら、それなりの覚悟と準備が必要。プラブラ見歩いて落ちているほど世の中甘くはない。冬月なんかは知識だけは持っていて、行ったホールに潜伏機種があればアサイチのみチェックという感じだ。もし、狙っている常連さんなどがいた場合はチェックそのものも遠慮することにしている。しかし、読者なら最低限、自分で内部確変に入った台を捨てるようなことだけはしないようにしよう。「拾えなくても落とさないこと」が大事だ。

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