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業界人日記
チャーリー・ロドリゲス・湯谷のブルーにブルース
※随時更新

もっと耳を傾けよう!(LAST2回)
2015/09/29

なんかね……安保法案も決まってしまえば、デモも終わってマスコミもまったく取り上げなくなるところを見ると、日本人の「熱しやすくて冷めやすい」という国民性が如実に出ているなという感じがしてなりません。一事が万事とまでは言いませんが、結局「時代の流れに乗る」「やったもの勝ち」というのは、ある意味、日本でビジネスを成功させるひとつのポイントなのかも?と思ってきましたよ。うーむ……

さあ、このコラムもあと2回。ほかのライターさん達が最終回を書き上げているのを見て、万感の想いが込み上げていますが、今回も元気を出して書きたいと思います。

ということで本題です。最近見たニュースで気になったのが、ドイツのVW(フォルクス・ワーゲン)の排ガス規制を逃れるために使われた制御ソフト。2年前くらいからヨーロッパでは認識されていたとか。世界で1番規制のキツいアメリカのマーケットを奪取するために、規制回避策として講じたものか、という話もあるから驚きです。

この一件を見ているとパチンコ業界における釘の問題と同質のものだと感じるのと同時に、どの業界も「規制の網をどうやって潜り抜けるか、ギリギリの戦いをしているんだなぁ」と思いました。でも、やはりルールはルールなので、そこは遵守しないと今後はもっと厳しい規制が引かれ、大変なことになるなと。

「そもそもその法律自体(基準)を変更すればよい」という意見もありますが、それは多数決の論理。どれだけ民意を得られるか?って話ですよね。アメリカ大使館のHPに「民主主義とは」っていうのを細かく書いてありますが、「多数の意見が絶対で、少数意見を無視してよいということはない」という一文も。これ、重要ですね(笑)。そしてここはアメリカじゃなく、日本なんだなぁというのも感じましたけど(笑)。

話はかなり飛躍しましたが、安保法案だって、VWの排ガス規制回避の違法ソフトだって……そして釘や射幸性の問題も、未来永劫、100%全員が納得するような正解なんてないわけです。これからも、社会とのバランスを見ながらビジネスしていくというのが「法規制ビジネス」です。ただ、これが実に大変難しい。

バランス取りながら……と言葉では簡単に言えますが、100%意見が偏ることはなく絶対に賛成と反対が出てきますから。「多数の意見はこっちだけど、少数の意見もないがしろにせず、制度として監視の目も光らせなば……」ってことですからね。

三権分立の「民間Ver.」的なイメージですが、残念ながらパチンコ業界には「監視の目」がなく、意思決定の透明性にかけるなぁと思うわけです。まあ、それを民間の一業界に求めるのは無理があるというものですが、ここまでバッシングされる業界も珍しいのは確かです(笑)。それだけお客様との距離が遠いってことでしょう。

「警察が許可を出して、警察が取り締まる」という構図もそうですが、その警察の下部団体である「保通協」が遊技機試験を行う。各都道府県の公安委員会は試験業務を保通協に委託していて、そこで適合した機種だけが市場に設置してよい、というのが今のルールです。

この一連のメカニズムの中に、第三者的な監視機関がない。そして「えー、今の機械は射幸性が高すぎるから打てない」とか「これじゃタラタラして遊びにもならない」というお客様の意見っていうのは反映されないわけで、それ以前にそういった声を集める機関があるわけではないですからね。

なんとなく、マスコミが社会問題として取り上げる不満の声などを拾い上げて、その「空気感」を見ながら先読みしてバランスを保ってきた、というのがパチンコ業界なわけですね。上手くいっている時代ではこれでよかったのかもしれませんが、これだけユーザー離れが進んでいることを考慮すると、そういった諮問機関のようなものでも存在するだけでだいぶ変わるのに……と思ったりもしますけど。

これだけITが発展しているのですから、簡単にできると思うのですけどね(笑)。

引退間際の年寄りの戯言ですけど……ご静聴ありがとうございました(笑)。

意見待つ!

【今日のチャーリー、独り言】
・9月でも、貞子の呪いは、まだ健在……
(解説)
*『CRリング』を打ちましてね。久々だったので楽しく打てたのですが、やっぱりこの機種、怖いなぁ。女の子が怖がって逃げ回るっていうのが人気の秘密だと個人的には思っているのですけど(笑)。小生、Sじゃないっすよ、Mなんですけどね……。




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チャーリー・ロドリゲス・湯谷
チャーリー・ロドリゲス・湯谷  《プロフィール》
自称パチンコ・パチスロ伝道師。特技はスプーン投げ。
「意見待つ!」と言いながら、ホントは他人の意見に弱い。





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