コラム


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エピローグ  
text by 佐々木 真
 
機種画像 GO FSLOT

1997年11月のこと。間違っても優良店とはいえなかったホームに不思議な女性が現れました。特に設定の期待できない角4の328番台。くる日もくる日も彼女は開店から閉店まで、その台を打ち続けました。

数日後、店員さんから頼みごとをされます。リーチ目までメモしているのに、毎日328番台しか打たなくて不気味。話しかけてサグリ入れてくれないかな? ほかにデータ採って打ってるのウチではキミだけだし。

彼女曰く「1カ月打ち続けたらどのような結果になるか興味があった」とのこと。その時は風変わりな常連客が1人増えたくらいで、なんとも思いませんでした。設定1でも出玉率104%を誇る『クランキーコンドル』。ヌルいながらリプレイハズシもしているし、そうそうヒドいことにはなるまい。

彼女は、実戦日記を書いていました。といっても、パチスロライターではなく。インターネット創成期にあったパソコン通信の“ニフティサーブ”で全国のパチスロ友達と語り合うネタを作るため、毎日同じ台を打っていたのです。その日記には「今日はヒドすぎ。スキー板でも買いに行ってきますと××くんは消えていった」なんて感じで、私のこともアダ名を作って勝手に書いていました。

しばらくすると、彼女の友人と思われる凄腕のスロッターがしばしば現れるようになります。そして「宴会の時間だから、キミも切り上げて」と。なんのこっちゃ(笑)。

パソコンを余裕で買えるくらい勝ってるのはバレてるから。プロバイダをニフティにして、ニフティサーブのFSLOT(パチスロフォーラム)にアクセスしなさい。ハンドルネームも××とすでに決まってるんで、よろしくね。

テレホタイムが待ち遠しいピ〜ガタンガタンというダイヤルアップな時代の1998年、突然の訪問者に言われるがままパソコンを購入。これがニフティとの出会いになります。


※かつてニフティサーブで展開されていたフォーラムサービスは、今でいうFacebookなどのコミュニティ機能のようなもの。趣味やテーマごとに細かく分類され、1998年には600を超えるフォーラムが存在した。




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