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吉本芸人コラム
ラフレクラン 西村真二
ラフレクラン 西村真二
西村 真二(にしむら しんじ、1984年6月30日 - )は、日本のお笑い芸人。お笑いコンビ「ラフレクラン」のツッコミ担当。元広島ホームテレビ所属の男性アナウンサー。
ラフレクラン 西村真二

飲む打つ帰る

公開日 2014/05/07
テッペン。

この業界では午前0時をそう読んでいる。

よしもとの若手芸人は芝居の稽古や打ち合わせなどをテッペンからおこなうことが多い。

なぜそんな時間から?

理由は簡単で共通してあまり仕事の入らない時間帯かつ全員の都合がつきやすいから深夜に集まるのだ。

そしてその芝居や打ち合わせはテッペンから始まり、終わりは電車の始発まで、長い時だと朝10時頃まで続く時もある。

人を笑顔にするためにいい大人が大勢集まって本気でバカなことを寝ずに考える。

芸人って本当に素敵な職業だと心から思う。

そしてそんな稽古や打ち合わせが朝まで続いたとき、芸人はかなり高い確率でこう思う。

「そうだ飲みに行こう!」

どこかで聞いたようなキャッチフレーズを口にする。

すると……

「1杯だけだぞ!」

と、別の芸人がこう答える。

それを見て僕は「また始まった!(笑)」と思う。

それもそのはず芸人の1杯が本当に1杯で終わったところを見たことがないからだ。

言わば一番信用できない言葉だ。

案の定アルコールは進み、気分も良くなり話に花が咲く。

その話のほとんどが合コンした女の子とほかの芸人の悪口と過去の武勇伝だ。

僕自身もそれらを肴にすれば永遠飲める気がする。

気づけば窓の外には出勤しているサラリーマンの姿が。

その時ばかりは朝方に千鳥足な僕らとは対照的にまっとうな人生を凛と歩んでいる。

そろそろお会計の雰囲気が漂う中、突然一人の芸人が口にする。

「そうだ打ちに行こう!」

デジャブなキャッチフレーズだ。

すると……

「1000円だけな!」

と、ろれつが怪しい別の芸人がこう答える。

「また始まった!(笑)」と僕。

何度も言うが、本当に1000円で終わらないからだ。

それから1時間ほどで店が空き、いざ決戦のとき。

僕はこんなときいつも思う。

「はぁ〜来てもうた……」

こう思うのには実績と理由がある。

それはこんなときに打つスロットで勝った記憶がないからだ。

そしていつも後悔をし反省をし一つの答えを生み出す。

「もうお酒を飲んでパチスロはやらない」

いつも心に誓うことだ。

しかしよくよく考えるとその備忘録をお酒で忘れる僕は、また1万円を片手に意気揚々とジャグラーに座るのだ。

レバーオンした状態で夢の中に入ってしまったときもあった。

ずっとリールを止めない僕を心配して隣のご年配が起こしてくれた。

なぜ今回僕がこのような内容を記載したのか?

それは今日はいつも自分が決めたルールを破っている自分への戒めと読者の皆様に向けた誓いの意味も込めまして書かせていただきました。

それでは……


宣誓!

私ラフレクラン西村真二今年で節目の30歳!

金輪際酒気帯び状態でのパチスロは止めることをここに誓います!

2014年5月……

あっ、この記事ホールにある憩いの場で書いてる(汗)。
なにこの状況? 意味ないのか? まぁでも酒は飲んでないからよしとしよう。
さぁて負けたし帰ろう……


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