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「玉単価2割下げる」日工組が今後の方針を説明

 日本遊技機工業組合は5月18日、都内の組合事務所で記者会見を開き、のめり込み対策と今後の遊技機開発の2点について説明した。

 会見には金沢全求理事長と、技術担当の渡辺圭市理事が出席。

 金沢理事長は冒頭で「これまでは機械づくりに没頭していればよかった。しかし今はそのような状況にない。パチンコで遊ばない人も含め社会から射幸性の高さに疑義が向けられ、ファンも減っている。こうした中で他団体と協議し、今後の環境にあった機械を作っていかなければならない。その中でメディアにも、正しい情報を伝えてほしい」と挨拶。

 続けて、「ホール様の収益の構造上、玉単価の高い遊技機を提供してきた。これがファンの減少とのめり込みという2つの減少に繋がっている点は反省しないといけない。カジノ法案が取り沙汰される中で、『パチンコはどうなんだ』という話も出てくる。のめり込みのイメージも過剰に持たれていると思うが、反省すべきところは反省し、誤った認識に対しては説明していかなければならない。

 現状は大衆娯楽というには使用金額が高騰していることが問題だ。玉単価、売上をあえて落とすことがのめり込みの解決策になるのではないか。自ら売上を落とすのはどうかと思われるかもしれないが、その分稼動は上がる」などと話し、大当たり確率の下限が1/320を超えるようにする等した、射幸性抑制に対する申し合わせ決定に至るまでの経緯を説明した。

 記者団からは「大当たり確率の下限を高くするだけではそれほどファンの負担は変わらないのでは」という質問もあったが、金沢理事長は「玉単価の2割ダウンは、現在供給している遊技機との差があまりに大きいと現場が混乱するという判断から。もちろん1/319でも、現在のMAXタイプほどではないにせよ瞬発力の高い機械を作ることはできるが、そういう機械ばかり作ることはしない」と説明。「セブン機だけでない多種多様な遊技機の開発にも取り組みたい」と付け加えた。

 これに加え渡辺理事は、「MAXの出玉総量期待値を9600個に規制したが、初当たりで玉を出さずに、確変に入ってから9600個出すゲーム性になるという、本来考えていたこととは違うゲーム性になっていった。この点を改善するため、初当たりにしっかり出玉を付ける。例えば期待値9600個ならば、今後は確変に入ってからは7200個。残りは初当たり時に出す。初当たり確率を高くするとともに、初回にしっかり玉を出す。現在のMAX機は設計通りの出玉率に落ち着くまでに長い時間を要する。これがプレイヤーの勝ち負けの格差を大きくした。これを縮小したいという考え方だ」と補足した。

 また、多種多様な遊技機、新しい遊技機の導入に際しては、「少台数入っても環境は変わらない。これまでの機械とは顔(見た目)を変え、ホール様にコーナーとしてある程度の台数を導入していただけるように努力したい。セブン機タイプでこれまでの機械と同じような顔で、確率だけ変えて出しても、ファンには伝わらない。新しい機械だと分かるようにしたい」との構想を明かした。



情報提供:月刊グリーンべると



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