> > CRタコラッシュミニS2 編
コラム


ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ

CRタコラッシュミニS2  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 「厳しいなんてもんじゃないよ。収支は去年の半分くらいに落ち込んでいるよ」「これが底ならいいんだけどね」「とにかく打つ台がないんだよ。半分くらいは早くにお帰りで、どうにもならないんだ」と粘りが信条の凄腕パチンカー・沼さん。

「ある程度は予想できてはいたけど、こんなに厳しい状況になるとは」「全国的にダメだけど、とくにここの地域はひどすぎる」「もう、いまは●●しか打つ台がなくて、ヒラで打てる台なんてまずない」と技術介入の鬼・井山くん。

「この先どうなっちゃうのかなと思うと、不安で仕方がない。なるようにしかならないから行くとこまで行くだけだけどね」「このまま換金率があがり続けたら、本当に苦しいと思う」と右腕一本で家庭を支えるさーちゃん。

「みんな(パチプロ)いなくなっているね」「昔はホールに入っただけで、なんとかできる機種がたくさんあったけど、今のご時世ではどうにもならないよ」「この前なんか、1円パチで朝に潜伏を見つけて押さえておいて他の4円のシマも見に行って、戻ったら(潜伏が)消されていたもんね(一同唖然)」 30年以上この道だけで生き続けてきた生え抜きのプロ・柴本さん。

「もう某地域のレディースデイしかヒラでは打てない」「通ってた店では、最近ではスロットに手を出してるもん。パチンコはどうにもならないから」と、パチンコ大好きの亜美ちゃん。

顔見知りのまさに「百戦錬磨のパチンコ打ち」が久しぶりに集まっての飲み会。夕方から始まった会だが、話は尽きることなく深夜まで延々と続いた。残念ながら暗い話ばかりで、明るい話題はほとんどなかったが、それでもお互いに愚痴を言い合い現実を直視できたことで、冬月は明るい気持ちになれた。

まあ、しかしよく言えば「自由人」。世間様から見れば「遊んで暮らすダメ人間」なのだからそれなりのリスクと不安は仕方がない。「結局、俺たちは体(てい)の良い泥棒みたいなもんだからね」と井山くんは語るのである。だとするならば、そんな人種に順風満帆で明るい未来が待っているはずはないのかもしれない。世の中そんなに甘くナシ!

深夜まで続いた宴の翌日。余韻でややぼんやりしながらも、目がさめてつらつらと考える。今日は何をどうすべきか。昨日気づいたのだが、このところの収支の悪さと業務用のノートPCを買い換えたことなどによって、恥ずかしいことだが、財布の中には種銭がない。福澤さんが1人と漱石先生が数人いるだけ。これでは高換金のパチンコはいくらなんでも打てない。銀行にいってしかるべき金を降ろしてくるしかないか・・・。いやまて今日はU店(3.3円 無制限)で貯玉が使える日だ。

こういう時こそ貯玉を使うべきだろう。それでもダメならばお帰りで泣きながら銀行に行けばいい。そうしよう。そう決めて朝の準備諸々を済ませて出かけようとしたが、エアコンのリモコンが効かずに運転が停止できない。修理依頼などをしているうちに10時近くなってしまった。押っ取り刀でU店に向かう。




ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ
パチプロ実戦攻略データ スロプロ実戦攻略データ



このページの先頭へ戻る




戻る 777@niftyトップへ戻る