コラム


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CR花札物語 L9他  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 (はじめに・・・本日の前振りは入稿直前に急遽差し替えたため、時系列が若干前後することをご容赦願いたい)

この連休は、ふるさと福島の秋祭り・・・それにかこつけて年老いた両親、そして兄弟たちに会うために久しぶりに帰省した。もう齢80才をとうに過ぎた父母。最近は足も不自由で物忘れが激しく、同じ事を何度も言ったり聞き返すことがめっきり多くなった。そういう様を見ていると、心の底からえもいわれぬ悲しい気持ちがわき上がってくる。それはともかく、一杯飲みながら父親と久しぶりにいろいろ話をした。先日紹介した本「永遠の0(ゼロ)」についての話から始まって、父親の軍隊時代の思い出話(というほどにいいものではないが)を聞いた。

幸い、南方戦線に送られる直前に終戦を迎えた父だが、すでに命令がくだされるのは濃厚だったらしい。さすればいま自分はこの世界に存在していなかった可能性も高かかろう。運命という言葉は好きではないが、これもまた運命か・・・それはさておき、軍隊では殴られた記憶ばかり蘇るという父。何かといえば上官から殴られる日常だったという。中でも一番悔しかったのは、同年代の兵隊が並べられてお互いにビンタを張り合うことを強制された時だという。「気合いをいれろ、切磋琢磨せよ」という無茶苦茶な理屈で、弱く殴ると何度もやらせられたそうで、何の恨みもない同年代のいわば友だちを力いっぱい何度も殴打させられたという。

それを語り始めるやいなや、60年以上も前のことだというのに父の目からは涙がとめどもなくあふれて止まらなくなった。「戦争はいかん、何にも生み出さない。いろいろなものを壊すだけだ・・・」 人が生きている尊厳そのものを根こぎにするような時代のなんという恐ろしさよ。しかし世界中にまだ戦争の惨禍は存在する。国内だって真の平和かといえば、そうとも言い切れない状況があちこちにある。時代は進歩しているとはいえ、人類に課せられた課題はまだまだ数え切れないほどあるようだ。

そんな「高尚」なことを考えた秋の一日となった。というわけで連休中はホールに向かうことはしなかったので、先週のある日の実戦を記してみたいと思う。この日はG店の新装開店日。貯玉が使える日でもある。当然のごとく一番先に向かうことになる。新台はともかくアケられる台も多分あるだろう。様子によっては偵察がてら新台を打ってみてもよい。というわけで、開店の10分前に店の前に立つ。しかしここは通勤通学路に近く、真面目に働き学ぶ市井の人たちの前にこの身をさらすことになり、いささか後ろめたい。




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