コラム
パチプロ実戦攻略データ


ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ

CR男はつらいよ〜寅次郎人情篇〜MTB他  
 

実戦データ
店舗名 関東S店
換金率 等価
遊技ルール 無制限
機種名 CR男はつらいよ〜寅次郎人情篇〜MTB
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 12000円
総回転数 ***
大当たり回数 2+α
確変回数 ***
総出玉数 ***
換金額 14500円
収支 2500円

■リリーさんで当たり

今日は、珍しくもおかしくも打つ機種を朝から決めている。冬月に限らず、専門のパチンコ打ちの大半は「好きだから打つ」という選択はほとんどしないはずだが、今回は少しだけ事情が違う。打つ予定の機種は、本日入る新台『CR男はつらいよ〜寅次郎人情篇〜』。原作はもちろん山田洋次監督の国民的かつ伝説的映画「男はつらいよ」。実は冬月はこのシリーズが大好きで、シリーズ48作すべて見ている。どの作品もまさに人情にあふれ、失われつつある日本の原風景や人々が描かれていて名場面ぞろいである。

とりわけ、『CR男はつらいよ』は、マドンナ役が浅丘ルリ子演じるリリーさんであり、シリーズ作品の中でもっとも切なくて笑えてという名作ばかり。ちょいとばかり恥ずかしいような話でもあるが、かつて柴又で「フーテンの寅」の衣装(レンタルできるもの)で街を闊歩してこともあるカースケなのだ。そのくらいの寅さん好きである自分だから、これは打たねばなるまいと思った次第。

念のために早く行って整理券をもらう。その後は近くのドーナツ屋に入って一杯200円のコーヒーを飲みながら、新聞を読んだり原稿を書いたりしてみた。たまにはこういう時間を過ごすのもいいものだな。時間が来て行儀よく整列することに。日本人とはまあつくづくこういうところはキチンとしているものである。整然と入場してくだんのシマに入り、とりあえず一台確保する。ヘソは今ひとつ開いてない感じ。ただ基本ゲージは辛くないはずなのでこれくらいが相場なのかも。

店内をぐるっと見回してみるが、『北斗の拳 百裂』が打てるか……または『銀と金 甘』くらいならばなんとか打てるかも。とりあえず寅さんを打つことは当然だが。さっそく打ち始めていくと、すぐに保留が「サクラが乗る赤い船」に変化して、「図柄属性予告」が発生した。これは、液晶内に同じ色の図柄が停止すると発生する疑似連とは違い、先読み予告みたいなもの。黄色から赤色に属性が変化してリーチが成立。現場では初打ちなので、アツいかどうか分からない。

アニメリーチのハズレを経由して、「リリーの歌 スペシャルリーチ」へ発展。画面の下に人情図柄がキープされてその数で信頼度が変わるのだが、2/3が人情になった。ああ、そうそうこのリーチ演出は、原作の中でもとても好きなシーン。保留も埋まっているので、じっくりと楽しむことにする。果たして寅さんの夢は叶うのか……? 頭上のメーターを見ると5回転のところ。まさかこんなに早く当たるとは思えない。

が、おおっと画面には「六」が三つ並んで大当たり。もちろんシマで一番乗り。こいつは春から縁起がいいっ! 昇格はなくて、時短の「旅モード」(確変の可能性もあり)に突入。肝心の出玉は今ひとつで電チューの寄りも悪い。うーむ、寅さんの旅は何もなく終了し、そのまま通常演出に入る。回りを確認したいので、差し込んだカードで玉を借りて回していくと1000円20個あるかないか。またもや、うーむ。しかし、まあいいや、今日はまだ様子を見ていこう。しばらくすると、属性予告がまた発展して「人情フラッシュ」が発生。これは40%くらいの信頼度があるはず。

肝心のリーチは「相合い傘スペシャルリーチ」へ移行。これはシリーズ屈指の名場面がモチーフになっており、シリーズ最高傑作と呼び声の高いもの。もちろん冬月も大好きな作品のひとつである。不器用な寅とリリーのやりとりがなんともいえない味があるのだ。というわけで演出を見ていると、当たりですと。またもや「六」が揃って昇格はナシ。でも嬉しいものですな。たまにはこういうパチンコもあってもいい。このコラムも長い間連載してきたけど、こんな打ち方を書いたことはほとんど記憶がない。

「旅モード」はまた抜けて通常演出に。福沢さんが一枚消えたところで玉を使っていくが、回りがやはりおぼつかない。楽しい当たりを2回も拝めたところで満足し、玉が尽きたので席を立つ。どんなに好きでも演出が見たくても、勝敗を度外視することは出来ない。お大尽ならともかく。釘のカタチを覚えたので今後アケになったら打とう。今日のところはこれでありがとう!ってことで。


■日本中の寅さん

その後は、『銀と金 甘』を3時間ばかり打って、わずかな玉だけど一応プラスラインになったところでヒキとした。およそ専門のパチンコ打ちらしからぬ感じだけど、これまた事実なり。

そういえば、かの阪神淡路大震災の後、被災地を訪ねて明るくボランティア活動に励む寅さんのシリーズがあったことを思い出す。時の宰相をあだ名で呼んで、被災地で活躍する寅さんの姿……。今でも寅さんが生きていたらそうするのだろうな。そして、その映画の最後には、復興に向かう阪神地方の人たちが在日の人たちと明るく踊るラストシーンが描かれていた。戦争中の関東大震災とは真逆のその光景がいたく感動的だった。

今でも被災地をはじめ、日本中にたくさんの寅さんがいるに違いない。店から出てまだ明るい空を見上げた時にふとそう思えた。
text by 冬月カースケ


 
 
ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ
パチプロ実戦攻略データ スロプロ実戦攻略データ



このページの先頭へ戻る




戻る 777@niftyトップへ戻る