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びっくりぱちんこ 銭形平次 with チームZ  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 一度も来た事がない街に降り立った。秋の夕暮れ、どこか懐かしい昭和の匂いがする。その日は、午前中から複数機種の取材があり、午後までたっぷりかかってしまった。もう地元に戻ってパチるアテはなく、そんな気分でもない。

「そうだ!」学生時代からの友だちで音楽仲間のOのLIVEが今日あるのだった。取材場所からはかなり遠いが、都内は都内だ。JRと私鉄を乗りつぐことにした。最寄りの駅に着くも、開場まで時間があったので、赤ちょうちんに行こう(当然のように)。せっかく来た初めての土地だから、チェーン店舗の居酒屋じゃつまらない。もう陽が落ちた街をあてもなくぶらぶら歩く。

ああ、もう夜のとばりが降りようしている、まだ6時だというのに。あの夏はどこにいったのだろう。秋風が冷たくひどく寂しい気持ちになる。初めての土地に行くといつも感じるなんとも言えないあの侘しさと一緒にそんな感情がわき上がってくる。

ほどなく、ライブハウス近くにモツ焼きの店を見つけた。ホッピーと焼き鳥をたのみ、カウンターで、一人酒。冬月は元来とても寂しがりや。だから止まり木で飲む酒は寂しいけど、たまにはこんなのもいい。頼んだ焼き鳥が美味い! 地元にあったら通うのになあ。ぼっーと飲んでいるうちに、あっという間に開場の時間になっていた。あわてて会計してもらい、淋しい風情の住宅街を抜けて会場に向かった。

Oは大学を中退し、20代前半からプロのベーシストになっていた。その頃から冬月のバンド活動にも随分付き合ってくれた。知る人ぞ知る日本でも屈指の最高のブルースベーシストだ。この日のステージのボーカルはゾラ・ヤングというこれまた、知る人ぞ知る(こればっかだな)シカゴブルースシーンで活躍している本物中のホンモノ!

街外れにある小さなライブハウスで奏でられた音楽は、冬月なんかが遊びでやっているモノとはまるで違う次元のものだった。 (だから冬月のバンド活動に値打ちがないとは思わないけど)時には「本物」に触れることは大事なり。ホンモノのブルース! なんであんなに一見単純なコードや構成であっても、複雑な奥行きや感情〜スピリットを感じることができるのだろう。





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