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パチプロ実戦攻略データ


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CR黄門ちゃま寿 9AW  
 

実戦データ
店舗名 関東K店
換金率 40玉
遊技ルール 無制限・台移動、出玉の共有不可
機種名 CR黄門ちゃま寿 9AW
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 7000円
総回転数 3530回
大当たり回数 84回
確変回数 11回
総出玉数 27808個
換金額 69500円
収支 62500円

いつだってクールに

大きな渋滞がなければほぼ決まった時間に店に着く。止まる信号でさえ大概は同じなのだから、毎日同じ時間に着くのも頷ける。そしていつものように抽選をし(こればかりは自分の意志と反して、同じ番号というわけにはいかない)、開店を待つのだ。開店の曲が流れると入場となる。思えばこの店も、通い始めた当初からずっと同じ曲だ。お蔭で釘を見るテンポが体に馴染んでしまっている。さてここからがパチプロの腕の見せ所ということになる。しかし今日は残念なことに改めて開けられた台は皆無だ。そんな時はさっさと次なるアテに走るのも手だが、こういう時にこそ普段手を出さない台を打ってみるとか、素性の分からない台を打ってみるのもプロとしては必要な立ち回りのひとつでもある。後学の為に、時に身銭を切ることも必要不可欠なのだ。

今日のこの釘では太刀打ちできないまでも気になった機種がある。『CR黄門ちゃま寿 9AW』がそれ。先日新しく入ったばかりの台ゆえ、この先何度も開けられる可能性があるので打ってみる必要がある。もともと平和の台は嫌いじゃないので尚更打ってみたくなった。まずは1台目。ステージの具合を観察しながら打たなければならない。何故回るのか、どうして回らないのか、その理由を把握しておかねばならないのだ。その1台目は明らかにステージの癖も悪いし、回りもそれに比例するかのようについてこない。3500円はちょっと使い過ぎた感もあるが、まあいい。

更にもう1台。今度はステージの癖も良さそうに見える。これが僅か23回転目、1000円で食い付いてしまったのだ。群が出て「対決」リーチが掛かった。大家紋役物が落下。パチプロは心の中が燃えたぎっていても、見た目はいつだってクールに。これしきのことで一喜一憂しないのである。しかし羽根デジとはいえ、突確のラッシュが続くと痛い目に合うのでたまにはこんな場面も喜ぶべきであろう。玉有り4回ワンセットの当たりが終了する。

玉有り4発の後は、この機種の辛い部分を垣間見ることになった。59回転目、突確をゲットするも次の当たりを射止めるまでに140回転以上も要してしまうとは。しかも今度も玉無しの当たり。残された当たりはあと二つ。次も100回転目以上回して当たるものの、三回続けての突確には誰にも気付かれぬように舌打ちした。その直後の4回転目、群が出た。激熱の文字とともに「最終決戦」リーチへと発展。なんとか4回のうちひとつは玉が出た。

結果は自ずとついてくるものだ

しかし、確変中にもかかわらず思わぬ嵌りに遭遇したために出玉はすぐになくなってしまった。さて、どうするか。どうするもなにも回りがあるならば前進あるのみだ。飲まれて2500円を買い足したところ、またしても突確からのスタート。先ほどまでは玉で凌ぐことができたが、今回は現金で回さなければならない。4回転目、保留予告から「対決」リーチへと発展し当たった。これで電チューサポートが付いた。こうなると玉無しはなくなるので、残り2回は補償されることとなるのだ。4回ワンセットが終わり時短へと突入。ここで引き戻すことができれば更に4回の当たりが待っている。これが狙い通りに当たって最初の突確を除けば7連チャンとなった。

この後も早い当たりは続き、108回転目には正真正銘の8連チャン。時短が終わるとすぐに今度は3連チャン。そして再びの8連チャンをゲット。出玉も20000個近くまで膨れ上がった。一度飲まれはしたものの、順調に出玉を伸ばした。ところがここへきて回りのほうは急激にダウンしてしまっている。玉も出たし、心情的には引きたいところ。しかしここはぐっと堪える場面でもある。玉が出たからハイ終わり、では素人と何ら変わらないのだ。そんな立ち回りばかり長く続けていると、肝心な場面で粘れなくなってしまう恐れがある。まるで精神的な理由によって自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害「イップス」に似た症状かもしれない。これを克服できず、引退に追い込まれたスポーツ選手も少なくないという。

加えていうならばパチプロとしての誇りとでもいえばいいのか、玉を持ちながら中途半端なところで引くということは、他のプロ連中からは「できない奴」というレッテルを張られてしまいかねないからだ。更にいえば、釘読みの失敗を露呈してしまうことにもなる。これだけはプロとして絶対にあってはならないことなのだ。ここはクールに徹して回し続けるしか術はないのである。

その甲斐もあってか、後半になるとやはり回りは復活し(当然だが)、今日一番の大きな連チャンがやってきた。その数なんと24回。嵌りもクールに受け入れ、その逆もまたクールに受け止めてこそ最強のパチプロと呼ばれるのであろう。パチプロ……、まさに今の自分にふさわしい称号である。

≪この記事はエイプリルフール企画用に作成されたものです≫
text by タッキー


 
 
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