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CRA春夏秋冬 祭 GLA  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 このところ朝の天気がとてもいい。窓を開けると爽やかな風が気持ちいいことこの上ない。日差しも強くなく、弱くなく、普通に生活する分には最高の季節なのではなかろうか。もうしばらくすると、雨ばかりの梅雨がやってくる。そのつかの間の気持ちのいい季節。

ところが、世の中は決してそうではない。某芸人の生活保護受給を巡る加熱報道を始めとして、天気だって各地で雷やヒョウの被害が出ている。そして大飯原発再稼働の動きも加速。ともかく芸能人としての「有名」税とはいえ、あの報道は行きすぎだろう。それを契機として、生活保護などの社会保障〜セーフティネットそのものを縮小しようとする意図も見え隠れしている。

「自分たちの税金がこんなに(生活保護で)使われているのか?」「自己責任でなんとかしろ!」と言わんばかりの強者の論理さえ、そこここに聞こえてくる。危ないなあと思う、こういう世の中は。冬月も一定の努力はしているし、それなりの模索もしているが、いつ何時、生活が立ちゆかなくなるか分からない。決して人ごと、他人事ではないのだ。

フリーランスというのはいつも不安定で怖いものだ。いやいや、サラリーマンだって同じか。いつ解雇されたり、会社が倒産するかという不安もあるはず。大体において非正規雇用などの拡大は社会的に大きな問題だ。なんでも規制緩和すりゃいいってものじゃない。あの関越のバス事故だって、規制緩和による過当競争がその根本原因にあったじゃないか。いかんいかん、また筆があらぬ方に走ってしまった。この辺で本題に……。

そんなワケで、居住区においての天気は今日もいい。テキパキと雑事を片付けて、家を出る。手持ちの資金も尽きたために、しかるべきところに寄らなければならないために少し早く出る。しかも今日はI店で恐らくはアケがある日。しかしまあ、景気の良いころはパチで稼いだ分だけで生活できたばかりではなく、月の最後には一定の貯蓄も出来ていたというのに、もうそんな時代はやってこないのだろうと思う。時は移ろう……。

I店(等価)に着くと、もうすでに行列が出来ている。どこかで見たようなプロっぽい若い衆も結構いる。彼らも食えていないということだろう。誰とも話すこともなく開店時刻を迎える。これもまた、移ろう時の象徴だ。ジグマ時代はそんなことはなかったもの。いつも和気あいあいと誰かとくっちゃべり、コーヒーやジュースの差し入れをやり取りし、時には一緒にランチや夕飯を食べに行ったりしていたというのに。





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