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『ぱちんこAKB48』  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 この稼業に就いてから、結構な年数が過ぎた。とはいうものの、当初に比べると何足ものワラジを履いている今なので、純粋なパチプロ(もはやそういう言葉そのものがあるのかどうか怪しいが)というにはほど遠い。

収支、稼働時間、立ち回り……どれをとっても中途半端でこのコラムを書いているのが恥ずかしくなる時も多い。しかし、ここのところはいくらかそれらしい立ち回りや打ち方になっているとも思う。

それもこれもごくわずかだが、釘のアケシメがあるI店をジグマとしているからに他ならない。まあ、いずれこの状況も変わってしまうのだろうが、その時までは精一杯いくしかない。どちらにしても、秋口からは稼働する時間もぐんと減ってしまうし、冬場になればスキースクールの仕事が本格化するのでそうならざるを得ない。

元々、人とすぐに「仲良く」なれる体質の冬月だが、ここ数年は孤独なパチライフがずっと続いていた。たまさか話をする人がいても、すぐに関係が途切れてばかり。まるで「周りは敵ばかり」の風情で座っていたのだった。出ても楽しくないし、出なければストレスばかりが溜まってしまう毎日。

しかし、ここのところは少しばかり状況が変わってきた。この店にいつくイケメンの兄ちゃんや帽子くんと話すようになったのだ。話してみれば、腕がいいだけじゃなくて感じもいい子たちだった。まあ、この稼業にいろんな意味で「未来」はないから、離脱したほうがいいとは思うのだが。(大きなお世話かもしれないけど)

一度、足を踏み入れるとなかなか抜けるのが難しくなる稼業ではあるのだ。それでも、近隣ではずいぶん多くの同業者が辞めていったようだ、さもありなん。かように状況は厳しく、先行きは不透明なのだ。そして、それ以上に「問題」になるのは社会的ステータスが得られないこと、これはかなりやっかいなコトだ。これは身をもって実感していること。生きることは、複雑ではないが簡単なことでもないのだろう。

さて、9月の声を聴くと、いくらか朝夕が涼しくなってきている。あの最悪だった8月をなんとか乗り切り、9月にはいいスタートを切りたい。幸いというかなんというか今週は、取材や他の仕事がほとんど入っていないため、打てる時間がとれる。実に珍しいことだ。

座っていられる台があれば、そしてフツーに玉が出れば幸せなのだが、どうなのだろうか……。少し早めにI店(等価)に向かえば先頭だった。並ぶといっても椅子が使えるし、涼しい場所で目立たないところなので、早くに行けば色々と「やるべきこと」が出来る。

元々せっかちで「時は金なり」を地でいくタイプなので、少しの時間でも何かをしていたい冬月。今日は、冬場に迫った定例のライブに向けて、楽曲のチェックをする。今は携帯がプレイヤー代わりになるし、ヘッドホンも軽いコードレスのものを使っているので至極快適。何曲か聴いているうちに兄ちゃんがやってきて、色々と世間話をしているうちに時間となった。





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