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『CRAトキオデラックス』  
text by タッキー
 
筐体画像 昨日は久しぶりに何もない一日だったので、軽く店回りを終えたあとに車のメンテのためにサラリーマン時代の職場に顔をだした。もっとも仕事を辞めてから20年以上も経っているので知ってる顔ぶれなんてもうほんのわずか。残念ながら亡くなってしまった人や、当時上司だった人も定年退職し、思い出のようなものはうっすらとしか残っていない。

それでも二年先輩のKさんが異動でこっちに戻ってきたらしく、オレが来ると聞いてわざわざ顔を出してくれた。会社を辞めてから会うのはこれで二度目か。今じゃ立派な店長さんだ。当時、バブル真っただ中の職場は戦場みたいなもの。一緒に寝る間も惜しんで働いた人との再会は感慨深いものがある。なんかこう、心の中にふわっと心地いいわけでもなく、だからといって突き刺さるようなものでもなく普段感じることのない不思議な感情が交差した。

オレよりも年上だし、けっこうなオヤジになっているかと思いきや、髪も黒々としてそんな老け込んだ姿じゃなかった。ウエイトはかなり増えたようだが。このオレといえばウエイトは当時と変わらないものの、しわと白髪の数だけは相当増えたといっていいだろう。もっとも当時は童顔だったから、年齢に追いついたと自分では思っているが。それでもKさんにはこんな風に言われてしまった。「おまえのように一秒、一日に命を掛けているわけじゃないからな」と。サラリーマンは気楽な稼業だぜと言わんばかりに(笑)。

「おまえなんてとっくに野たれ死んでしまうかと思ってたけど、大したもんだなあ」とも言われた。「今じゃルポライターか」。ルポは付かないから(笑)。昔話に花が咲いたひと時だった。けどなんだかこう、当時を思い出してしまって気分はブルーでもある。人ってものはいつだって心に何かを抱えて生きているもんだ。





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