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コラム


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今年もよろしくお願いします。  
text by 冬月カースケ
 
みなさん新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

とあたりまえの文句から。でも、「よろしくお願いします」っていい言葉だな。英語ではなんと言うんだろう。そう言えば「いただきます」「ご馳走さま」なんかも、英語ではどう言うのかなあ? 日本語には深い味わいがあるものだ。(英語にはないという意味ではありません)

ともかく、本当に冬月がここでコラムを書けるのも読んでくれる皆さんのおかげ。心より感謝申し上げます。年末年始は、20才の頃からずっと故郷・福島に帰り、近くの雪山で過ごすことが続いている。

これは海外スキーに行った時とインフルエンザなどで寝こんだ以外、切れていない習慣である。年老いた両親は、足腰は弱り、物忘れも激しくなり会う度に「悲しみ」を感じるが、ともかく生きて会えているだけ良いことなのだと思う。

正月には、高校時代の友だちとも飲みに繰り出し、昔話に花が咲いた。人生、うまくいっているやつもそうでないやつもいた。今回初めて知ったが、中には自ら命をたったやつもいた。それでも変わらないのが昔の友だちだ。

飲み終えたシメに久しぶりにラーメン屋に入った。ガラガラの店内で店主と世間話をしているうちに、原発被害の話題になった。年配の店主「駅前なんかでも線量は高いんだよあ。孫たちがいるのでどっかに避難させたいんだけど、そんなツテも費用もないしな〜」そうそう、何も終わっていないのだ。

浮かれ気味な自分が恥ずかしくなるひとときだった。自分住んでいる土地を離れるのは、いや捨てざるを得ないのはどんなに辛いことだろうか。いまなお、職や家を奪われ、避難を余儀なくされている人は数多い。福島県全体の避難者数16万人、うち県内での避難者数10万人、うち県外への避難者数6万人……そして避難したくてもできない人は多数。放射線量の高さは忘れてしまうしかない思考を余技なくされる。

たいしたことはできないが、ともかく風化させないように考えて続けていくこと、そして周りの人と語り合うことだけは最低限続けていきたいと思っている。さて、2013年、第1回のコラムだが、そんなわけで年末年始はまるで打てていないので、山から下りて店回りを始めた。





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