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『CRリング 呪いの7日間FPF』他  
 

実戦データ
店舗名 関東某店
換金率 等価
遊技ルール 無制限
機種名 CRリング 呪いの7日間FPF 他
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 7500円
総回転数 ***回
大当たり回数 0回
確変回数 0回
総出玉数 0個
換金額 0円
収支 -7500円

■進むデジタル化

都内での取材が終わったのは、昼過ぎ。リュウジくんにメールをしてみると「今日はダメです。撤収します」とのこと。彼がそう言うのだから、冬月が打てる台がある道理はない。「ありがとう」と返信して、駅前のS店(等価)に向かった。

前回も打って大敗を喫した『AKB48』が置いてある店。S店に着いたのは午後2時過ぎ。駐車場に車を入れようとしたところ、スズキくんにばったり会った。おや懐かしい(しばらく会わないうちに随分白髪も増えて老け込んだ感じだ ゴメン ここでも時は流れ……)。夫婦でパチプロをしている御仁。随分まえから顔見知りで立ち話くらいはする仲。「すごい混んでいますよ。座るところないくらい」と言う。

「えーっ!」ああ、そうか今日は新装開店初日だった。すっかり忘れていた。確かに駐車場もほぼ満車。グルグル2周してようやく停めることが出来た。店内に入ると客付きはすごい。これが今のホールかと思えないくらいの客付き。スズキくんの言うとおり、ほぼ満席だ。

もう、これだけでやる気が失せた。空き台がないこともないが、釘じゃなく、空き台を見つけてともかく座るなんてのはいかに冬月がダメプロとはいえ、それだけはしたくない行為。運否天賦の勝負なんてできるものか。後学のために店内を1周だけして店を出た。

それにしても今時こんなに景気のいい店があるのだろうか。そしていつまでもパチンカーは新装開店、新台という響きに弱いということだ。幻想または都市伝説と化している「新装の日は出る」というエピソードはまだ根強い。

しかし、これだけお客さんがいるということは、それなりに出しているのだろう。それを確かめたくても、この店は先日からドル箱がないシステムになっているので、出玉状況もよく分からない。店員さんの数は減らせるし、出玉管理も容易だからお店にとってはメリットも大きいのだろうけど、古くからパチ屋に通っている身としては、味気ない光景。

出た玉を静かにドル箱に移し、自分なりの基準で玉を詰め、一杯になったら店員さんを呼んで後ろに積んでもらう。その時に、一言二言交わす言葉もなごむもの。殺伐としたホールにあっては、そんな小さなやり取りだって貴重なのだ。これじゃあ味もそっけもありゃしない。

とはいいつつ、時間は流れ、何もかもが変わっていく。時代は変わり一人取り残されていくような気持ちにさえなる。「ああ、無常」。(いずれはこんなシステムにも慣れてきて、便利でいいやと思うのだろうけど)

しかし、人とのふれあいがどんどん減ってしまうのだけはダメだと思うなあ。デジタル化は、そもそも人とのコミュニケーションを豊かにするために存在すべきものなんだと思うのだ。利便性や効率化だけを追っていくと、どこかで大きな落とし穴に陥るのが世の常。(かの原発事故のように)。せめてパチ屋から、あの懐かしい空気や人情がこれ以上無くならないことを祈る。

とりあえず、そんなことを思いつつ、近隣の店をしばらくぶりに覗きに出た。いやはやどこもかしこも閑古鳥。S店とは雲泥の差。ここでも強者の論理が働いているようだ。しかも1パチのシマが大増殖中。3軒ばかり覗いたが、どこも打てるような状況ではない。


■どこに行くのか

車を走らせ、さらに3軒。S店の盛況ぶりがウソのように、パラパラの客付きの店ばかり。合計7軒の店を見歩いたところで、もう夜のとばりが降りた。途中で3機種ばかりに手を出して、当たりを拝むことなくマイナス7500円。

なんだか、これ以上見て歩く気力もなくなった。片付けなければならないデスクワークも山ほどある。カラスが鳴かなくてもかえろかえろ。もうかえろ。思っている以上に年々厳しくなるこの業界で、生き残ることは果たして出来るのだろうか? 年明けから暗いトンネルの中を彷徨うような状況だ。

2013年は始まったばかり、冬月カースケ、いったいオマエは何処にいく。
text by 冬月カースケ


 
 
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