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『CRA大海物語2Withアグネス・ラム』  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 世情はいろいろ心配なこと数多あれども、遠き山には雪が降り、いよいよ楽しみなシーズンがやってきた。多くの雪仲間はすでに銀色のステージに入り、鍛錬を積み始めている。まだ雪は薄いものの、滑れるところを見つけて移動しつつ頑張っている様子がSNSなどを通じて入ってくる。

冬月はまだ1度だけ。それもリフト3本だけしか滑っていない。いつでもそうだが、初滑りは緊張するものだ。最初の一本はまるで「生まれたての子鹿」のようなのだ。案の定、急斜面を降りたところで、バランスを崩して、転びかけ肘をつく始末。

それでも、2本目からはなんとか感覚を取り戻すことができた。このいい感覚をとりもどす感じってふと思ったのだが、パチンコではついぞないこと。当時のいい感覚とは、毎日毎日、朝イチからホールに入り、瞬間的に釘を前日との比較で見立て台を決める。見立てた台の回転数は終日打っても、狂っても0.5〜1/1000円 程度。25.5と見立てたら、ほぼ狂わずに25.5。

どんな「はまり」に遭遇しようとも、顔色ひとつ変えずにただ打つ。どんな結果が待っていようと閉店前まで打ち切る。その結果、さらなる負債を抱えることもあり、また勝ちを大きく上乗せすることも。

その日は大敗を喫することがあっても気にせずに涼しい顔でまた打つ。はまりにも涙が出るほどの悪展開にも立ち向かう。同一機種を打つことが多かったので、その機種に関しては、出回る情報にはないくらいの詳しいゲーム性や特質を掴むことも多く。

もちろん、そんな日々を過ごすと身体はくたくたで帰宅は毎日深夜近くだったが、不思議と充実感が身体中にみなぎっていた。ホールで知り合う人たちとはごく一部の人を除いては、プロアマ関係なく、暖かい交流があり、店員さんとも仲良くなったものだ。

ああいった日々と今とを比べると、全く別次元の世界にいるようだ。ああ、あの時代が狂おしいほどに懐かしい。今はあの時と違うわらじをたくさん履き、異なるステージにいるので単純な比較はできないが、あの時に戻りたいという気持ちも強いのだ。

しかし、よくよく考えれば周囲の状況が大きく変わったことだけが原因ではなく、自らもパチンコに対して、どこか消極的な関わりになってきたことが産んだ必然ともいえる。結局のところ人は「投げたボールしか返ってこない」ものなのだろう。

閑話休題。今日は朝から打てるが、夕方には出かけたい用事がある。打ち切れる台があればそれを後回しにしても良いが、まあそれもこれも打てる台があるかどうかということになる。久しぶりにI店に行ってリュウジくんたちにも会いたいが、少しばかり気になる台があることと、諸般の事情にてO店(等価)に向かう。





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