コラム
パチプロ実戦攻略データ


ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ

『CRAデラックス海物語withT-ARA』  
 

実戦データ
店舗名 関東O店
換金率 等価
遊技ルール 無制限
機種名 CRAデラックス海物語withT-ARA
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 8000円
総回転数 **
大当たり回数 ***
確変回数 ***
総出玉数 4529個
換金額 18116円
収支 10116円

■ティアラで

この業界で食べていくために前職をリタイアした時は「出来る努力はすべてする」という姿勢で実際にそうしてきた。朝イチで並ぶことは当然であり、時には冬のさなかであっても夜中から並ぶことさえいとわなかった。

ネットがこれほど普及していなかったので、あらゆるパチンコ関連の雑誌を買い込み、それで足りなければ業界関連の人から、そしてそれでも足りなければ口コミなどで、機種情報を集め、攻略法の研究にも余念がなかった。

当時は1機種を追いかけることが多く、微妙な釘の変化も手に取るように分かり、たとえ店が変わっても台選びに困ることもなかった。そもそもあの頃は、機種の寿命がいまよりもずっと長くて、バラエティなんて概念もなかった。よって同一機種を長く打てたし、「横の比較」で釘調整のメリハリもかなりあったものだ。

今のように、1店舗で1台しかないなんて状態は想像もしないことだった。どんなに少なくても5台導入が基本だったし、『海シリーズ』じゃなくても1シマ導入が普通だった。そのために、常連さんと同じ機種を打つことも多く「あのリーチ外れたよ」とか「ここの釘がこうだとどうなの?」とかその機種について語る共通の話題にも事欠かなかった。あれは結構楽しい思い出で、パチ屋に通うひとつの楽しみでもあったように思う。

しかし、今は一度も打つこともなく撤去される機種もたくさんある。当時は導入されたらまず一度は打ってみたものだ。初日に出なければ、お店は必ずといっていいほど次の日には甘い釘調整にして、出玉をみせる努力をした。それはすなわち、長く使いたい、お客さんにその機種を好きになってもらいたいという、いわば「愛情」のようなものだったのかもしれない。

実際、いい機種だとそれを専門に打つ常連さんも必ずといっていいほど付いて、そのコーナーが賑わうのが日常風景だった。今は真逆。どうせすぐにお客さんも飽きてしまうのだからとばかりに、初日から回らない、言葉は悪いがぼったくり営業になっている。

そんな感じでこの業界の環境は悪化し、長期的な不景気、そしてレジャー産業の多様化にも伴ってホールからはお客さんが消えていくばかり。まあそれが負のスパイラルになっているわけだ。

そして自分自身もそんな環境を嘆くばかりで、つまりは他人のせいにするばかりで「状況」を切りひらく努力を怠っていたのは紛れもない事実。嘆く、文句を言う、ふてくされるは誰でも出来る子どもの所業。

とはいうものの、それでも打てる日を探しやりくりしてもがいた日々でもあった。さて来年はどんな年になるのか。ともかく健康だけには気をつけて、身体がダメにならなければ、どんなことが起きても、それなりに生きていけるはずだ……と思いたい。

心配なことや、世情に対する不満もあったけど、それ以上に自分の人生を左右する大切な出会いや心を動かされることもあった2013年。さて今年最後の実戦は近隣のO店(等価)にて。来年の動向を掴むために、ちらりとでもいいから見ておくべし。

入店したのは夕方過ぎ。寒い屋外から暖かい店内に入るとほっとする。だけどちょっと暑いというかなんというか。着ているコートが邪魔なので、一旦車に戻る。夏は冷房で寒いし、冬は暑い……うーむ。やはりパチンコホールは身体にはあまり良くないか。

夜になるので、仕事を終えたサラリーマンの姿もちらほらあるが、さほど混雑しているわけでもない。空き台を急ぎ足で見ていくが、いつもと変わらないカッコウだ。座ったのは、今年この店でもっとも打った『甘海・ティアラ』。展開によっては、打てる姿をしていると思う。

ところが最初の500円でヘソに入った玉はたったの4個。下ムラは分かっているが、時間がない夜にこれではやる気が失せる。というわけで第2候補に移動。こちらはステージからユラユラと揺れた玉が中央の溝にうまくはまる。あれ?こんなステージだったか。

しばらく打ち続けると、キュイーンとなって初当たり。サメが並んだけどカニに化けた。6Rの出玉はすぐになくなったが、もう少し買い足していくと、またもやキュインと短くないてまたサメが3匹。

この当たりがST含めて4発の快挙。投資は8000円ちょうどだから、チャラくらいかしら。まあいいや。この玉がなくなったら、今年のパチンコはおしまいってことで。ところが幸か不幸か、なくなりそうになると当たるを何度か繰り返す。時間はどんどん過ぎるが玉は増えない。でも、決めたことだから最後まで付き合おう。
■小さな大きな幸せを

9時を過ぎる頃に何度かの連チャンがあって、うまいこと4000個くらいの玉になった。どうもこの辺が限界のように思う。回りからみてもこの辺が潮時だろう。中途半端な気持ちもしなくはないが、年の最後にマイナスで終わるよりもマシだろう。

なんとも今年を象徴するようなパチンコであり、それもそれでいいのかと思う。2013年。つたない実戦コラムをご愛読いただき、本当にありがとうございました。それではみなさんよいお年をお迎えください。

小さな大きな幸せが、みなさんの周りにあふれますように。
text by 冬月カースケ


 
 
ひとつ後のコラムへ ひとつ前のコラムへ
パチプロ実戦攻略データ スロプロ実戦攻略データ



このページの先頭へ戻る




戻る 777@niftyトップへ戻る