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コラム


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『CR有閑倶楽部』  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 「そのときは彼によろしく」という市川拓司原作による映画からインスパイアされて始めた、アクアプランツ。簡単にいえば水槽で水草や魚を育てるもの。最初は何も知らずに、濾過装置を反対に取り付けたり、水漏れさせたりの失敗続きでてんやわんやだった。

その時にご指導いただいたのがタッキー兄さんだったりする。彼もまたコラムを読む限りこのホビーを復活させたらしい。冬月も水槽をクリーンにして、新しい魚やエビたちを入れてみた。

水槽の中は彼らにとっては「世界」そのもの。完全な生態系として構築しないと、長く生きることはできない。そういう意味では人工的であることは否めないが、エコロジーを考えるいい趣味でもあるかも。

この世界の第一人者である天野尚さんは、アマゾンを度々訪れ、「ガラスの中の大自然」という写真集なんかも出している。その中で何度も語られているのが、自然の不思議さと大切さ。人間の都合でこの自然を破壊し続けていいという理屈にはならないだろうと思う。

とはいうものの、自分も電気を使い、資源を消費し、自動車を乗り回し排気ガスをまき散らしているのだから、まさにジクジたる思いで生きているのだが……。まあ、ともかくここのことに限らず、世の中にも自分にも矛盾は多い。プロとしてのパチンコだってそういう面がたくさんある。見ないふり、気づかないふりをして生きているということは否めないなあ。

閑話休題。雪山シーズンがほぼ終わったので、平日はちゃんとホールに向かう日々が増えている。まずまず喜ばしいことである。行けば行ったで、「安い」台ならばなんとか見つけられている。よって戦績もまあまあのレベルで平和に推移している。振り返られるほど勝ちもしないし、憐れみをもらうほどの負けもない。

平穏が一番。そもそもパチを稼業にして羽振りよく暮らそうなんてのは虫が良すぎる。一昔前ならばそんな雰囲気もこの世界には漂ってはいたが。羽振りは良くない代わりに、「自由」な時間がある。これは何物にも代え難い値打ちだろう。しかし、そうは言ってもそのためにはある意味では、勤め人以上のシビアさやエネルギーも必要なのだ(いまの冬月にそれがあるかどうかは棚上げしておきます・笑)。

I店(等価)に着くと、先客は気の良い兄ちゃん他、数人のシニアの常連さん。気の良い兄ちゃんがニコニコして「お久しぶりでーす」と言うのでにこやかに返事していると、前にいるシニアのおばさまが話しかけてきた。「兄さん、パチンコ勝ててる?」今更、兄さんって歳でもないが、そう言われて否定するほど野暮でもなし。まあこの問いに対する答えは決まっている。ウソを言うのも良くないので「いやあ、なかなか難しいですね」の一言。




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