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潜伏某機種  
text by 冬月カースケ
 
高校生の頃から太田裕美が好きで、「木綿のハンカチーフ」なんかを涙して聞いていたもの。そんな彼女の代表曲に「9月の雨」というものがある。確か9月の雨は冷たくて、みたいなフレーズがあった。ところが、9月は意外というか、平均気温的にはまだ暑く、そのフレーズはあまりピンとこない感じがしていた。

しかし、昨日は違った。まさに冷たい9月の雨が降り注ぐ日となった。このまま夏も終わってしまうのだろうか。そう考えると、あれほど「暑い、暑い」と文句を言っていたにもかかわらず淋しくなる。まったくもっていつもながら勝手だわい。

昨日も朝起きれば肌寒いほど。日曜日は1日出かけていたので、身体の疲れを感じる。スッキリと起きられないうちに、時間がどんどん経ってしまった。急いでパソコンの電源を入れてメールなどをチェックすると、のっぴきならぬ要件がひとつ入っていた。

開店時刻に間に合うように出かける算段が狂ってしまった。帰宅してからやっても間に合わないこともないが、それも不安が残る。かなり大事な要件でもあるわけで。仕方ない。パチ屋は逃げない。また、どうしても打ちたい台や店があるわけでもない。ということで、パソコンの前に座り、カタカタとキーボードを叩く。

多分、フツーの方よりは打つ速度は早かろう(比較したことはないからホントは知らんけど)。それでも、調べものをしながらだからか、結構な時間がかかってしまった。目処がついたのは昼を大きく回った頃。

アイスコーヒーを3杯飲んだだけだったので、お腹も多少空いてきた。家にあるものでちゃっちゃとご飯を済ませ、外に出たのは結局2時過ぎだった。さて、どっから行こうか。まずはI店か。でもカレンダーから考えると、シメシメの日のような気がする。よって近隣のO店(等価)に向かってハンドルを切った。

O店は相変わらずガラガラの様相。それでも1パチのコーナーはほぼ満席。ここで、かろうじて売り上げ(利益)をとっているのだろう。とはいえ4パチが甘く使われているかというとそんなこともない。

かつてのような、2.5円や3円時代が懐かしい。一物一価規制が、もともと傾きかけていたこの業界をさらに悪化させたように思う。持ち玉の利ザヤがないのでお客さんも出たらすぐにやめるし、少しのハマりでもまたすぐにやめる。等価交換の回らないパチンコは、ゲーム性も阻害する。いいことは何もナシ。悪いことづくめの流れ・規制だった。

そもそも、なんで1軒の店で景品交換率が違うことが問題なのかがわからない。商法の認可に抵触するのだろうけど、お店も利用者も一向に困ることはなかった。困ってもいないことを規制するのはおかしな話だろう、と。そんなことを考えながら店を見ていく。

おやおや、今日もどうもならないか?と思っていたが、とある1台の前で足が止まった。いつぞやも遭遇したが、潜伏濃厚なデータが残っていた。それを見ると昨夜からの放置だと思われる。以前は拾いを専門にする若い衆たちが必ず徘徊する店だったのだが、最近は来ていないのかどうか。





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