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『CR牙狼FINAL-ZZ』 他  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 前回書きかけた「不死身のマスター」。彼と出会ったのはもう20年以上も前だ。当時、ど素人のサラリーマンパチンカーだった冬月。近所のホールにその男はいた。当時からいい年だが、ロン毛でただならぬちょいアウトローの雰囲気を漂わせていた。いわゆるカタギには見えない感じ。

そんな見た目とは裏腹に人懐っこくて可愛い性格なので、すぐに話をする間柄になった。何度かの結婚を繰り返し、奥さんに食わしてもらいながらパチ屋に通っているらしい。その奥さんがスナックだか飲み屋をやっているので、マスターと呼んでいた。不死身という枕詞が付いたのはまた別の理由だが。

当時よく打っていた『フィーバーパワフル3』。並んで打つことも多く、玉がなくなると「ほれ! もうすぐ出るからよ」なんて感じで冬月の台の現金サンドに500円玉を入れてくれたりもした。ともかくそんな人懐っこい男。

ところがパチンコの腕となると、まあ当時からオカルト満タンで「あの台の連チャンが止まらないと、こっちは無理だな」とか「リーチがかからなくなってきたから潮時だな」とか「メロンが邪魔してるな、この台は(『フィーバーパワフル3』は大当たり図柄の1個手前がメロンで、惜しいリーチは大概そこで停止した)」など、まあ繰り出されるオカルトは罪なく面白いものばかり。

当時素人パチンカーの冬月でさえ、首をかしげて笑ってしまうような感じだった。しかも見ている限りは不幸を背負ったようなフヅキのヒキ弱体質。そんなわけだから、勝てるはずもなく毎回のようにスカンピンになって帰っていくという。

そんな付き合いが1年くらい続いた。たまに(当時の)冬月の彼女と3人で、カラオケに行ったり、ご飯を食べたりもしたり。とにかく見た目の風貌とは違い、憎めない人畜無害のオッサンで、仲よく付き合いをしていた。ところがある日突然のように姿を消してしまったのである。実戦を書くスペースがなくなるので、続きはまた次回ということで。

さて、本日はカレンダー的になんとかなりそうな日。よっていつもよりも1時間ばかり早くI店へ。到着すると誰もおらんがな。まあ、そんな時間。しかし今はスマホでいろいろと「仕事」ができるので至極便利である。

帽子くんがしばらくしてやって来た。インテリなんだよ、彼は。座って読んでいる本を見せてもらったら「ジャズの歴史」ですと。「最近はまったんですよ。特くにピアノ」と言うので、キース・ジャレットのケルン・コンサートを紹介しておいた。そして、たまったメールをチェックしたり、LINEで返信を書いたり、FacebookやTwitterを閲覧しているうちにあっという間に時間になってしまった。

リュウジくんの姿が今日は見えない。すっかり釘が渋くなってからは大概、重役出勤が多いみたいだ。さて入店して釘を見ると本日も残念ながら主戦機種のアケはない。しかし『郷ひろみ』だけが、ややヘソが昨日より大きいので、一応押さえた。

ほかにはなんともツライ感触。MAXやミドルまで大体見たが、確信が持てるものはない。とりあえず、『郷ひろみ』に着席して打ち出すとバタバタとヘソに入った。2個目の玉が赤保留に変わった。これだけでも激アツ!





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