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『フィーバーパワフル』  
text by 冬月カースケ
 
筐体画像 3.11の悲劇。あの日から4年。もう4年なのか、まだ4年なのか……どちらに考えるかでずいぶん違うと思う。ただ、原発事故などの影響で10万人以上の方々が故郷に戻れず暮らしていること。そして今なお行方不明者も少なくないこと。これは事実。

実家のある福島の状況で言えば、仮設住宅で暮らす方々も沢山いる。仕事もなく、辛い思いをしている方もいるようだ。そしてもちろん、フクイチの復旧にはまだまだ困難があり、作業員の死亡事故も起きている。廃炉には30年40年。それくらいの期間を必要とすると言われているのだ。

こんな暗い話ばかりだが、のべで140万人以上の方が復興協力しているというニュースも流れてきた。この数はボランティアであり、今まで日本にこれだけの方々が活動したことはないそうだ。「困った時はお互いさま」の精神はいまだに健在なんだろうと思う。

パチ屋もそう。片手が不自由な方、足が不自由な方などと何度も会ったことがある。さりげなく気を使う方が多かったと思う。隣に座った時に、上皿からの玉抜きやドル箱おろしなんかをさりげなく手伝う方も沢山いた。タッキーもヤマダちゃんも(昔パチプロ。最近足を洗った)自分もそう。そしてパチンコはあの震災の後には特に自粛を求められたことは記憶に新しい。ある意味すさまじいバッシングだった。

確かに、電力を消費する事業であり、(作物や機械など)何か生産するものか?と問われれば、ただの遊技であるから叩かれた経緯はわからないでもない。しかし、ホールの電力消費などに関して悪意のある、また根拠のないデマも多く流布された。中には(主にネットなどでは)パチンカーを人間のクズみたいに言う輩もいた。でも、業界も省エネやリサイクルなど一生懸命取り組んできた。退職したシニア層にはパチンコを楽しみにしている方も少なくない。

そもそも、音楽やスポーツを例に取るまでもなく、趣味は人間が生きる上で欠かせないことだ。一見不必要に見えることであっても、必要なことはこの世に沢山ある。理不尽なバッシングはやはりおかしいことだと思う。少なくてもホールにいると、「お互いさま」の精神はまだまだ生きていることを感じることも多い。自分だって、もともと、そういった“ふれあい”の要素があるからまだこの業界にいるようにも思う。ただ儲けだけのためならば、とっくに足を洗っていたような気もする。いずれにしても、あれから4年はまだたった4年なのだと冬月は思う。

閑話休題。今日は朝からホールへ。ただ、やらなければならないことがあるので、打てない状況であればすぐに撤収してデスクワークをするつもりでI店に出かけた。開店時刻少し前に到着すると、気のいい兄ちゃんなどが並んでいた。よもやま話をしているうちにすぐに開店となった。入場したのは10人ちょい。ほとんどが1パチのシマへ流れていった。これが時代の潮流なんだろうな。

冬月はいつものように4パチの甘デジのシマから見ていく。いやはやダメだわね。無理して打てる台すら見当たらない。かえって清々しくていいとも言えるが、打てない台があるのもまた実際には困る。それでも『フィーバーパワフル』に1台だけヘソがマシなのがあった。こうなったらこの子一本勝負だ。





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