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『フィーバーパワフル』  
 

実戦データ
店舗名 関東O店
換金率 等価
遊技ルール 無制限
機種名 フィーバーパワフル
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 1000円
総回転数
大当たり回数
確変回数
総出玉数 0個
換金額 0円
収支 -1000円

夕方からでは

そんなわけで、夕方と呼ぶには少し早い時刻にO店へ向った。到着してくだんのシマにすぐ行くと、なんとピンポイントで狙い目の台に先客がいた。ちょっと巧そうな若い衆。玉も5000個くらい持っている。残念無念。まあ、遅く来た自分が悪いわけだ。

勤め人時代は、夕方に行くとまず祈ったのがこれ。狙い目の台が空きになっているかどうか。当時は主戦機種はもちろんのこと、打つ台もほぼ決まっていた。店に入る前に「空き」を祈りながら入ったものだ。先客がいればため息だが、空き台ならばそれだけでラッキーと幸せな気持ちになったものだ。

その頃はジグマのように毎日同じ店で同じ台を打つ日々だったので、常連さんも気を使って打たなかったということもあったように思う。店の規模も小さく、大繁盛店ではないことも幸いしていた。というかそうした店にしか行かなかったものね。ああ、懐かしいなあ。あの頃が再現できたらパチンコ打ちとしてはどんなに幸せだろうか。

店に行く前には頭の中で「あの台がこうなってたら次にはこれ。そしてそれもうまくいかない場合は店を移動してあれ」みたいに、日頃からシュミレーションをしていた。夕方からとはいえ、その少ない時間を最大限に密にして使っていた。大体、閉店20分くらいまでは打っていたから、5時間はあったからね。

休みの日となれば12時間勝負はアタリマエ。朝イチから1台にへばりついて、いわゆるタコ粘りをしていたものだ。交換率が低い店がメインだったから、持ち玉になったら徹底して打ち切るのは当然だし、それが勝利の方程式でもあった。等価のパチンコはそうはいかない。ボーダーを超えているといってもギリギリの台しかないから(見つからない)、どうしても展開に左右される。持ち玉長時間遊技は、どんな展開に遭遇しても長時間打つことによって、それを乗り越えて勝利をつかむというのが醍醐味だった。

とは言え、朝から1500回転当たらずなど、持ち玉にならず苦しむ日々もたびたびあった。ダブセン(1日のうちに2回の1000回超え)も結構な比率であったし、一度だけだけどトリセンもあった。もちろん、そんな日は大敗するが、そうしたことは長くは続かない。打った分だけ見かけの期待値は上がるわけで、長く打てば必ずそれを上回る出玉を獲得できた。

だから大敗しても腐ることもなく、ペコリと心のなかで頭を下げてお店を後にしたものだ。なぜならば、次の日にもその次の日にも打てる台がそこここにあったから焦る必要もなかったというわけだ。しかし今はそうはいかない。今日のようにアテにしていた子にすっぽかされれば後がない。崖の淵をそろそろと歩くような日々さ。


ふと会いたい人たち

この際、まだ打ったことがない『パワフル』に手をだしてみようか。後学のためにも。500円の玉貸しボタンをそっと押してみた。ステージからツルツルとスベリ落ちる玉。回転数は6個(涙)。もうやる気はゼロ。もう1台打ってみる。こちらもダメ。やる気がゼロじゃなくマイナスだ。

遠い記憶が蘇る。そんな時は「今日はツキがない」と思ったものだ。それは展開じゃなく、狙い台が空いてなかったというフヅキ。そんな時は書いたように次善の策に移ったものだが、今日はそれもない。あちこち手を出してばら撒くのはまさに愚策。残念だけど今日は帰るという打ち方にすべし。幸い、明日は朝から打てる。O店を出て、近隣の店を2軒ばかり見て帰路につく。

このサイトを見てくれる方も夕方から打つ方が多いだろう。長くパチンコを楽しみたいならば、こうした撤退する勇気も必要になる。そういう意味で「模範」を示したということで、今日のコラムはご勘弁願いたい。

家路の道すがら、かつて通っていたR店やD店の建物は改築されて葬儀屋さんや倉庫になっている、とちらりと横目で見る。なんだか無性に寂しい気持になる。あの時働いていたスタッフさんや店長はいまどこで何をしているのだろうか。どこかで元気でやっているのだろうか。

会いたいなとふと思った。
text by 冬月カースケ


 
 
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