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『フィーバークィーン』  
 

実戦データ
店舗名 関東O店
換金率 等価
遊技ルール 無制限
機種名 フィーバークイーン
投資 回転数 絵柄 予告 リーチ
総投資額 1500円
総回転数
大当たり回数
確変回数
総出玉数 10972個
換金額 43888円
収支 42388円

3軒目で

まだ、入場客に挨拶をしている女性スタッフに黙礼をして静かに退店である。彼女もわかったもので「打てないんですね」という表情で互いに敬礼! さて車に乗って次に向かうはS店。ところが着いてみたら……午後開店だった。昨日、チェックしていたはずなのに、うっかりしていたわい。ということで、O店へ。

すでに11時近い時間になっていたが、焦ることもあるまい。案の定、お客さんはまだ少ない。O店にくれば以前は『アグネス』など甘海を打つことが多かったが、最近は『クィーン』の出番が多い。出玉がまあそんなに悪くないから、ギリギリのラインで打てなくもない。喜んで打つほどでもないのが悲しいが、それはある意味仕方がない。等価のパチンコの宿命でもある。

亡くなった田山幸憲プロも晩年はずっと等価の『ナナシー』や『オークス』を打っていたっけな。若い読者の皆さんにはすでに過去の人であるかもしれないけど、冬月やタッキーなどの世代のパチンカーにとっては、いまだに憧れだったり、パチプロのひとつのモデルだったりもする。パチプロに「バリバリ打ってバリバリ儲ける」イメージを持つ方もいるだろうし、それはそれでひとつのスタイルなのだが、すべてではない。

「その日に飲めるだけ稼げばいい」「人様に迷惑をかけずにひっそりと社会の片隅で生きること」「パチプロなんてなるもんじゃないよ」そう言いつつ、死ぬまでパチンコを楽しんだ田山さん。風に乗って運ばれてきた噂によると、数年後には本格的な映画にもなるらしい。彼が生きていた頃と業界も大きく変わった中で、どんな風に彼は描かれるのだろうか。

さて、実戦の本題に移ろう。『クィーン』は5台あって、ステージが使える子とダメな子がいる。島には1台だけ誰かが座っているが、ステージのよい台は空きのまま。釘を見ると「おおっ」先週よりもヘソが一回り大きいじゃないか。最初からここに来ればよかった。まあ、でもちっとも遅くはないので、正解ということにしておこう。なにせ今日はまだ投資ゼロなわけだから……。

ほかにもざっと見ていくが、全体としてアケの傾向にあるように見える。ただ、スルーやアタッカーに難がある調整が目につく。特にマックスタイプは一発の出玉があるとはいえ、トータルでは厳しいだろうな。ということで一旦押さえた『クィーン』へ。慎重にストロークを合わせて打ち出すとすぐに、前兆予告が発生。保留5個から、連続して点滅保留の消化へ。

このくらいではたいして期待できないのだけど、当たらないこともあるまい。リーチはダブルライン。スーパー段階に移行してテンパイラインにお目当ての「7」が停止。等価といえ初当たりまでの投資が少ないのはとてもありがたい。気分的にもそうなのだ。STで1発きて、2連チャン。時短に入る。

玉持ちがいまひとつだが、終盤に前兆予告からダブルリーチがまたモノになる。都合3連チャン。波はここでプッツンした感じで、持ち玉が底をつきそうになるが、そこでまた踏みとどまる。前兆なしでシングルリーチが当たる。これが朝と同じパターンで3連チャン。回りはまずまずのラインをキープしている。やはりヘソ調整が効いている。根拠があるパチンコは意味があるものだ。というわけで、打ち続ける。

2000個近くまで持ち玉が増えると、また減っての繰り返しだが、多少は粘れる体制にはある。昼過ぎに遅めの昼食。ここの店はケータリング車で蕎麦屋さんが来る。かつてはトルコ系の方々がケバブなどを売っていたが、最近は見なくなったな。彼らはどこに行ったのだろうか。


桜咲く

昼食を終えると事態が好転。3連チャンが2回続いた。そして早い当たりの単発にビッグが絡んでくれた。これで出玉がぐんと増えた。投資がわずか1500円だから、このままぼちぼち進めば十分だ。そんな控えめな気持でいたところ、どんと波が来た。5連チャンの後に7発という『クィーン』では自己最高の連チャンを達成。

そこからも、ぼちぼちと当たり、深くても確率の2倍程度のハマリで収まる。結局、7時過ぎまで打って、出玉は万発超え。甘デジでここまで出れば大満足だろう。展開に恵まれたとは言え、まずまず根拠のある勝負だったということで、いい1日だった。

外に出ると、暗い中で街灯に光る桜の樹が1本。儚くて綺麗なあの淡いピンク。さあ、DASHで帰ろう9.9秒。
text by 冬月カースケ


 
 
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