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『CRリング運命の日 FPSZ』  
text by タッキー
 
筐体画像 今回は真面目にイジメについて語ってみたいと思う。ただ、恐縮なのはこのコラムにおいてどれだけの方がイジメというものに関心があるのかわからない。パチプロ実戦なんだから、パチンコのことだけ語っておけばいいものかとたびたび思うことはあるが、そんなものもひっくるめて生きているわけだから、まあお付き合い願いたい。イジメは子供だけの問題でもない。大人の世界になっても当たり前のようにイジメは存在する。そもそもイジメも含め悪いことをする連中というのは遥か彼方の大昔から存在するのだから、大人やメディアが格好つけてイジメ根絶だなんて言ったところで机上の空論に過ぎないと思っている。

何度かこのコラムでも書いたが、オレは小学校の頃、ふとしたきっかけで何年もの間イジメに遭った。もうしょうがないんだよね。不幸にしてイジメに遭遇してしまったら、なんとかそれを乗り越える体力や知恵をつけるしかないと思う。オレは残念ながら体力も知恵もなく、耐える・逃げるという選択肢しかなかった。これも前にも言ったけれど、結局人間というのは逃げてばかりの人生じゃ駄目なんだな。いつかはどこかで立ち向かわなきゃならない時がくる。そういう意味では、あの時もっと逃げずに戦っていればなと、この歳になっても時々思い返すことがある。

子供は危険信号なんて親には絶対見せないものだ。校長先生がインタビューを受ける場面をたびたびテレビで観るが、決まって「イジメの認識はなかった」と言う。これも普通の大人が聞けば、そんな馬鹿なと呆れるかもしれないが、実際のところ校長先生が言うのも無理はないと思う。現場の先生ですら、イジメというものを明確に認識するのは難しいのだから。イジメる側だって、先生や大人の見ている前でイジメたりはしない。むしろ、とても仲のよい友人を演出するものなのだ。

オレの経験から言わせてもらえば、イジメはたいがい授業が終わり、先生が職員室にいる10分間の休み時間に行われることが多い。まあでもせいぜい10分間なのでそのぐらいは耐えることはできるだろう。一番厄介なのは放課後だな。オレはいつも最後のホームルームの時間(今でもあるのか?)、先生にさようならの挨拶をするために生徒が頭を下げているうちに教室から脱兎のごとく飛び出してたっけ。だから掃除当番なんてやったこともなかった。よく女子には嫌味を言われたけれど、でもそんなことよりも自分の身を守るほうが最優先だった。

でも死んでしまおうとは1度も思わなかったな。とにかく早く大人になって、自分の好きな場所で好きなことをやってみたかったから。我が家にもこの先、もしかしたらイジメに遭遇するかもしれない子供が2人いるが、とにかく自分の命だけは大事にして欲しいと思う。オレみたいなおっさんになっちゃうともうにっちもさっちも行かなくなるけどね。イジメはこれから先もずっとなくならないと思うが、もし近くで友達はもちろん、他人でもイジメられている方がいたならば、そっと手を差し伸べてあげる勇気をもって欲しいと思う。助けてあげることができなくてもそばにいて味方になってあげるだけで、きっとその子は救われると思うから。なんだか湿っぽい話になってしまって申し訳ないが、これだけはどうしても書いておきたかったから……。





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