![]() |
ひとつ後のコラムへ | │ | ひとつ前のコラムへ |
![]() |
さそり座のサラリーマンVol.2 編 |
![]() |
|
![]() はい、マニアック編の開始です。最初にオススメしたいのは、パチスロ図鑑にある上級者向け小役狙い手順。2コマ目押しでOKですが、ボーナス絵柄がないダイヤを押すので難易度は若干高め。青7の上にあるBARが通り過ぎたくらいで押す……なんて感じでタイミングをつかむのが良いでしょう。っつか、これをやるのが最低条件です。ちなみに、なんでそんなに難しい位置を押すのかというと、中リール中段にチェリーが停止した時に「スイカor1枚役」にしたいから。アバウトに押すと中段チェリー停止時もベルとチェリーの可能性が残っちゃって目押し機会が増えて面倒なんですわ。 この手順の優秀な点は、すべての小役を察知できること。逆に問題点は、ボーナス成立時とハズレが同じ停止型になってしまうこと。単なるハズレもボーナス成立+ハズレも、中リール中段にリプレイが停止してしまいます。ただ、小役とボーナスの同時当選が強い(特に1枚役2種類とチェリー)ので、この打ち方をしていれば、ボーナスを見落とすことはほぼないでしょう。 さて、そんなハズレ目(+リプレイ)がメインとなる中段リプレイ停止ですが、演出はパソコン画面がアップになっても「ふ〜ん」「んがっ#%$&」なんて感想で終わり、やっぱりハズレだったと確認できるものが大半です。連続演出に発展したら……ボーナスがリプレイと同時に当選したり単独で成立する確率も低いんですが、この出目から連続演出に発展するのも実にレアなので、絶妙にアツいッス。まったくもって、しっかりわかって打つ人に対し真摯に作っている気がしてなりません。ちなみに、この手のコメントを書くのは2回目。『めぞん一刻』も『さそり座のサラリーマン』も、オリンピアが開発したということを考えると、同じ開発チームが作ったのかなぁ。とんでもなくマニアックな位置を中押しで押させるのも同じですし。 ちいと脱線しました。この手順をやっていて楽しめるポイントはまだまだあります。その1つは、中リール上段スイカ(中段チェリー)停止時です。右リールにBARを狙ってBARが下段に停止したら1枚役なので、ボーナスとの同時当選に期待。スイカがテンパイしちゃったらボーナスの可能性はかなり低いです。要は、アツい瞬間を限定しやすいんです。1リール停止時点で天国(1枚役)か地獄(スイカ)か。2リール目でどちらかが確定し……と、演出と同様に出目もステップアップ方式でアツくなれるんです。これを順押しで押していると、スイカをしっかりフォローしない限り、スイカでも1枚役のこぼし目でも同じチャンス目が出るので、なかなかチャンス目から当たらなく感じてしまいます。さらにきっちりスイカをフォローしようとすると、1リールスイカ確定目(スベリを使って)を狙うことになるので、狙えば狙うほどかえって冷めてしまいます。これが、中押し以外で押していると個人的には微妙と感じた理由でもありますが。スイカを否定できるだけでもOKとか、そういうのは個人の好みかもしれませんね。 まだまだ終わらないので次の段落に続きます。 ![]() スイカを否定していずれかの1枚役が確定したら、左リールは赤7か青7を押すことになるんですが、実戦上は赤7のほうが出現率は高かったです。なので赤7を優先的に狙ったほうがお得かもしれません。まぁ、いずれにせよ1枚役の後はボーナスに期待して回すことになります。 効率的なのは、1枚役の次のゲームは逆押しして右リール中段か下段あたりにBARを狙う手順。BARが枠内に停止したら、中リールに赤7を押してテンパイしたらBIGorREG。青7が枠内にスベってきたら残りリールも青7狙い。どちらもテンパイしなければ、BIGorハズレなので、次ゲームは赤7を全リールで狙います。もちろん、逆押し時にレア小役を引いてしまって変な停止型になることもあるでしょうが、基本はこのような形になるのでリプレイなどが連続しなかったら2G後にはボーナスを揃えられる算段になります。プロ的にはこういうロスのない打ち方をオススメするのが普通ですが……。いや、これをオススメしときます(笑)。 ちなみに、私は連続演出中は中押し手順を続行し、最終ゲームで逆押しします。ここでREGか青7が確定したら「ハイそれまでよ」なんですが、アツいのはハズレorBIGの停止型になった時です。演出も負けて終わった場合、BETボタンで逆転演出が出たらBIG確定になるんですから、こりゃたまりません。1枚役もコツコツ赤7を狙ってコインをロスしなかった分は、こういうところで使います。この中押し手順は、RT中にボーナスが揃うこともありませんし、どのボーナスを否定することもない(ボーナス成立か未成立かもわからない)ので、査定開始までドキドキできるのも魅力的だったりします。 あ〜もうまとめるスペースがない! どの演出も当たったり当たらなかったりで疑心暗鬼になってりすることもある機種だけど、中押しして成立役を察知すれば、スイカからじゃそりゃ当たりませんってな感じで「なるほど」と思うことも多いです。もうね、この中押し変態手順を前提に作られた気がしてならんのですよ。そんなことを感じながら、機種の挙動(成立役やボーナスの可能性)を把握したうえで、機種の面白さを最大限に引き出して、さらに鬼ビキも加わった今回の実戦は、過去31回の中でもベストバウトかもしれません。 text by 佐々木真
|
ひとつ後のコラムへ | │ | ひとつ前のコラムへ |
パチプロ実戦攻略データ | │ | スロプロ実戦攻略データ |