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押し順小役のシステム(後編)  
 

実戦データ
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換金額
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正確な役構成表

5号機時代になって規制緩和されたものの1つに、絵柄の種類の上限があります。4号機時代までは7種類でしたが、5号機からは10種類に。当初は、ボーナス絵柄を増やすために使われることが多かったですけど、現在は複雑な小役構成を作るために使用されています。

同じベルやリプレイでも、よく見ないとわからない違いがあったりしますね。で、正確な役構成表を見ると実にゴチャゴチャしてます。あまりにも数が多すぎて、最近は液晶画面をチェックしないと見られないことが多いです。そして、見たところでよくわからない(笑)。

ここにすべての答えがあります。普通の機種は他にもいろいろあったりしますが、わかりやすさ重視でシンプルにします。こんな機種を想像してみてください。

○中段1ライン機
○押し順正解時は中段ベル揃い
○不正解時の一部が上段ベル揃い
○上段ベルも中段ベルも払い出し枚数は同じ

上段でベルが揃った場合、当然ながら有効ラインではないので「中段に停止した絵柄の組み合わせ」で、コインが払い出されることになります。仮に「リプ・チェ・リプ」としてみましょう。しかし、右リールのリプレイ絵柄の文字をよく見ると、赤・青・黄の3色があったり。この場合、上段ベル揃い時の正確な役構成は「リプ・チェ・赤リプ」「リプ・チェ・青リプ」「リプ・チェ・黄リプ」の3種類になります。

「リプ・チェ・赤リプ」成立時は……
○中押しすると中段でベルが揃う
○順押しなら「リプ・チェ・赤リプ」を押すと揃う

「押し順ミス時のベル揃い」の答えを解説する前に、前提条件として書いてしまいました(笑)。押し順失敗時でも、狙った絵柄が正確ならば同じ払い出し枚数を受けられるのです。攻略誌の解説では「押し順不正解時の一部で上段ベルが揃う」と書かれますが、それをもう少し掘り下げると「押し位置正解で上段ベルが揃う」となります。

4号機時代のリール制御による押し順小役を想像してしまう人は、第1停止が失敗でも残りの押し順がウンタラと考えてしまいがち。しかし、押し順ではなく「どの絵柄を押すか」が重要なんです。


「5号機なのに小役を全力で引き込んでないじゃん」という問題点も同時に解決してしまいましょう。特定の押し順で消化した場合は、有効ライン(中段)にベルを引き込む。それ以外の押し順消化時は「リプ・チェ・赤リプ」を優先的に引き込む。同じ払い出し枚数となる小役であれば、どちらを優先しても構わないんです。

枚数が低くなる揃い方を優先すると検定不通過となってしまいますけどね。押し順違いで払い出しが低い小役となる機種も、まずはこのシンプルな方式があって、そこにいろいろな条件などを上乗せて作っていることになります。

役構成が複雑になる理由

さて、押し順小役の全体像について。押し順ART機登場以来、役構成がますます複雑になってきている理由をば。

押し順ベルはそれぞれ別フラグでなくてはならないので、押し順と同じ数だけの小役の組み合わせが必要です。前章で例とした機種ならば、最大で押し順4択ですね。それでも、順押しベルの確率を下げれば、ベースのカラい機種を作れます。中・右リールからの押し順ベル確率を高くすれば、ART中の純増枚数もそれなりの枚数となります。

ただ、中・右リールからのベルが成立した場合に順押ししても1/3で取れちゃうんですね。なので、ベースをカラくするにも限界があります。なら、どうするか?

その答えが、ゴチャゴチャすぎる役構成です。左リールのリプレイにも赤・青・黄の3色を付ければ「3×1×3=9」で9通りのベルを作れます(左1st正解以外に)。その9通りを「中押しでベル」「逆ハサミでベル」「逆押しでベル」「押し順不正解時は、そのものを押す必要あり」とするだけで、左リールからの押し位置正解の上段ベル出現率を大幅に下げられることになります。

高純増ART機を作るには、通常時のベースを下げる必要性が出てきます。通常時はガンガン回って、さらにART中はモリモリ増加……では、単なるアマい機種となってしまいますから。それはそれで嬉しいですが、ほっとんどARTに突入してくれないでしょうね(笑)。


ということで、押し順ベルと同じ払い出し枚数の小役の種別が多くあればあるほど「通常時の小役確率が悪い爆裂ARTタイプなんじゃ?」ということが、打つ前から想像できたりします。

あまりにもスペースを取りすぎる&掲載してもわからないということで、攻略誌でもサイトでも全ての役構成を掲載することはなくなってます。しかし、新装直後なんかに初打ちする際、正確な役構成の種類を液晶なんかでチェックすれば、投資スピードに対する覚悟くらいはできるかと。

理解していただければ十分なのは、この最後の部分だけなんですけどね。理由を説明しないで「そういうものだから」ってのは、あまり好きじゃないんで全部書いてみました。
text by 佐々木 真


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