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パチスロ人口の減少  
 

実戦データ
店舗名
換金率
遊技ルール
機種名
投資 ゲーム数 ボーナス
総投資額
総獲得枚数
換金額
収支

これくらい減って当然

「パチンコ・パチスロ参加率」となっており、内訳はわからないんですが。業界紙にも「パチスロは好調を堅持」なんて言葉が上半期には出てたように記憶していますし。好調だとしても、このままでは好調も長くは続かないと思っています。

どのホールに行ってもART機ばかり。「今日は、まったり打ちたい」という人の逃げ場がないんです。5スロがある? 違うんですよ。もちろん、5スロや1パチはユーザー離れを食い止める役割を担っているとは思います。でも、これが思惑通りに機能していたら……市場規模が下がるのは仕方ないとして(売り上げが1/4だから)、ユーザーが25%も減りますかね?

今のART機を20スロで打つのはキツい。ボーナス主体や低純増のART機でまったり遊びたいけど、そういうのがないから仕方なく5スロに行く。私の周りでも、こんな人が多いです。でも、結局は20スロに置いてあるのと同じART機を打つことに。

確かに、お金の増減はマッタリになります。20スロより高設定も少ないのも納得できます。換金差額ありの営業が多いのも許せます。売り上げは1/4になるけど、人件費・光熱費は1/4にならないんですから。でも……です。負ける速度が1/4になるから良いじゃんで、完結しちゃってませんか?

入れ替え費用も1/4とはならないので、20スロからのお下がりが多くなるのも当然。それは良いです。現在の中心機種を1/4の金額で打ちたい人も多いでしょうから。しかし、20スロだろうが、5スロだろうが。ハマリを消化している時間や苦痛だって1/4にならないんですよ。結局は、今のART機にピンと来ない人は離れていくんです。

6号機がいつ来るのか、どういう規制になるかわからないですけど。5号機最初期と同様に、最初はボーナス主体ばっかだと思いますよ。その時にまた苦しむんでしょう。シンプルな台の見せ方を忘れたスタッフに、楽しみ方を知らない客層しか残していない状況となって。規制が緩い方向に行かない限り、5号機最初期より状況は遙かに悪くなるでしょう。あの時は、まだ「4号機以前のみなし機」もギリギリまで打てる状況でしたから。ストック機が苦手な人も、まだホールを覗いて打つ習慣がありました。もう、そういった新機種的には休眠している客層を多くは望めません。

ボーナス主体とか入れても、下でもアマく動くし下ばかりだと稼働しない。で、上を使うとペイできない。それもわかるんですけどね。20スロだけど、5スロの利益率で回せば良いんじゃないですか。業界全体でバラエティに富んだ機種構成にしていかないと、本当にヤバいですよ。

言わなくてもわかるでしょうが、アンチの多い業界です。それを説得する大義名分が「遊技である」ということ。この離脱していった25%のうち、どれくらいが遊技と思ったままでいてくれるんでしょうね。否定する側に回ることだって十二分に考えられるのです。

メーカーにも一言

ホールがユーザーへの還元を増やせるように……いわゆる機歴営業(俗称:○き合わせ)とか販売方法・価格設定もあるんですが、これまた難しい問題。私が営業マンだったら、バカ売れ必至の機種は苦戦した機種で助けてくれたホールさんを優先しますもん。それこそ、音楽のライブチケットのような抽選販売方式にしないと公平に売ることはできないですね。それが公平かは不明ですけど。上のカラムより長くなりそうなので、この方向の話題はパス(笑)。

さて、私らしく機種の中身について。「複雑なシステムにしないと売れない」と思いこみすぎてませんかね?

複雑なゲーム性にユーザーが付いてきてくれるのって、大都技研を筆頭に限られたメーカーだけですよね。もちろん、ン万台も売れる機種はシンプルすぎたらマズいというか怖いかもしれません。しかし、どのホールにもシマ単位以上で買ってもらえるタイトルじゃないのに、複雑すぎるのはどうなんでしょ。ユーザーのためというより、ホールへのプレゼン用と思っちゃったり。

当然、攻略誌はビッグタイトル優先。詳細な部分まで掲載されないままページがなくなることだってザラ。その得体の知れない機種を打ってくれるユーザーは少ないですよ。4号機の『獣王』のように、後から評価が鰻登りになるような圧倒的な出玉性能は作れないんですし。

この2年間、『モンキーターン』に倣って多くのゲーム数テーブル方式が出てきました。システム・スペック・演出とトータルで素晴らしい機種だったのは間違いないですが、ユーザーが食いついた決定的なポイントは「わかりやすいゲーム性」だったような気がします。ARTに突入した段階では、どれも等しく爆発を期待できます。で、打ち込むと演出などで深みが増す……と。

ART機でないと売れない事情もわかります。多種多様な上乗せ特化ゾーンを搭載すると出玉性能も似たり寄ったりになりますし、ゲーム性も複雑に見えるだけ。アツいと思ったらアツくなかったと不満を持たれるだけ。いっそのこと「1つのアツさを際立てるのに不要となるものをそぎ落とす」作業をしてみては。

休眠ユーザーが帰って来るにも、新規ユーザーを獲得するにも。複雑なゲーム性の機種が多すぎる現状は、実に敷居が高く見えて仕方がありません。既存ユーザーも勉強するのに疲れちゃいますよ。

そのシンプルな方向性に絞って進んで苦戦した(と、見えてしまった)メーカーさんもありましたが、私は高く評価しています。なんの救いにもならないとは思いますが(笑)。っつか、苦戦した要因は他にあります。もちろん、残りの文字数がないので書けません(汗)。
text by 佐々木 真


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