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現行システムの話  
 

実戦データ
店舗名 都内某店
換金率 等価交換
遊技ルール
機種名
投資 ゲーム数 ボーナス
総投資額
総獲得枚数
換金額
収支

AT機はナビが命

通常時よりリプレイ確率が高く、小役の押し順ナビを出すかどうかだけで組み立てられるのがAT機という分類になります。正確には、通常時からRTなのでARTと言っても良いのですが。ややこしくなるだけなので、ATということにしておいてください(笑)。

このシステムを作る際の要が、内部ボーナスです。工場出荷状態では、リプレイ確率が高くありません。破格の確率で抽選している内部ボーナスが成立し、なおかつ「それを揃えられないと」ボーナス成立後のリプレイ確率アップ区間(RT)に突入。内部ボーナスを取り出すには、1/65536など低い数値の完全ハズレが成立し、なおかつ揃うように目押しをせねばなりません。なので、基本的にずっとRT状態になるのです。

ということで、内部にボーナスを持ったまま進行していくのがAT機。なので、純増加速用のミニボーナスも通常のボーナスも搭載できません。そこで、ATを使った疑似ボーナスという見せ方をしているのです。しかし、純粋なボーナスではないので小役確率は変動できません。1Gあたりの純増枚数は、ATと同様に3.0枚が現時点での限界となります。

ATを生み出すRT状態は、機種ごとに1種類しかありません(今のところ)。小役確率は当然として、特殊リプレイ確率も「抽選値としては同じ」です。逆押ししたら赤7リプレイが揃う……などというのは、赤7リプレイ成立時にちゃんとナビを出してくれるかというだけのこと。通常時は順押しさせることによって赤7リプレイを隠し。AT中も押し順ナビを発生させることによって赤7リプレイを隠す。これが基本となります。

高確などの状態に応じて「赤7揃い確率が変化」という機種も多いですが、それは正解ナビ発生率が変化していることになります。その正解ナビ発生に対する条件ですが……特に規定はありません。そもそも、肝心のAT突入と終了の管理も小役の押し順ナビが出るかどうかだけ。ここも規定はありません。ART機も同じですけどね。よって、ゲーム数管理以外にも差枚数管理・払い出し枚数管理など、いろいろな見せ方ができます。

あとは検定を通過させるための出玉設計ですが、過去の5号機が苦しんだ短期出玉率(400Gで機械割300%未満)も実は簡単にクリアできます。リプレイ確率は約1/2.8とするとコインを入れて回すのは257Gで771枚の消費。純増3枚としても400Gで増える分と消費した分の「1200枚+771枚=1971枚」。最終的な機械割は「1971枚÷771枚=2.56」で、たったの256%ほど。

通常のボーナスがなければ、短期は簡単にクリアできるのです。あとは、中期と長期。これは、たくさん乗せて偉いことになってしまう確率を調整することになります。

AT機に関しては、かなりリール+成立役の自由度は低いです。なので、上手いナビの出し方・成立役の隠し方を妄想するのが吉。それとフリーズの使い方ですね(これは長くなるので、別の機会に)。


ちなみに、私が妄想しているAT機の新システムは、内部ボーナスを2種類以上作れば、複数のRT状態を持てる……というもの。『キャプテンパルサー』の内部ボーナスを取り出せる(突入確率は低いけど)仕様で思いついたんだった。ただね、そんなことをしなくても『サイバードラゴン』の裏モード的なシステムにしちゃえば、ナビを出すサブ基板だけで制御できてしまうわけで。苦労する割に実入りがなさそう(笑)。

ART機はRT状態が命

ARTに突入させるナビを出すかどうかは、やはりAT機と同様に規定はありません。ただし、最初から最後まで同じRT状態にいるわけではないので、多少は出目を変えられます。純増加速用のミニボーナス後のリプレイ成立などで強ベルとかレア小役高確を作ってみたり。もちろん、通常のボーナスも搭載可能。

それ以上に、ART機はRT状態を突入出目によってコロコロと変えられるのが大きかったりします。それぞれのRT状態によって、特殊リプレイ確率を大きく変化させられますから。ARTが告知されてからも準備中を必ず経由しますよね。で、何段階かいつもと違うラインの特殊リプレイを揃えさせて……という流れがわかりやすいかと。

ちなみに、疑似じゃないボーナス中以外に確率を変えられるのは特殊リプレイのみ。チェリー高確状態などと言われたら「ボーナス中 or チェリーが特殊リプレイ」の2択しかありません。ボーナスをボーナスらしく見せていない場合は、設定差があるから注意したいですね。

さてさて、先ほど出した赤7リプレイの高確を例にすると。AT機と同様にART中の赤7リプレイをたくさん成立させておいて、違う押し順ナビで隠す方法もできます。が、特定の特殊リプレイから、違うRT状態に突入させて赤7リプレイの成立確率そのものを高くすることも可能なのです。

『ぱちスロAKB48』を例に挙げるなら、疑似ボーナス中は48リプレイ確率が中確率。overture(チームサプライズコンボ)開始リプレイ後は高確率。通常ART開始リプレイ後は無抽選。こんな塩梅。ART中の特殊リプレイ出現率が、状態によって大きく違ったりする場合は「どの状態を何ゲーム消化したか」をチェックする必要があります。設定差があればの話ですけど。

で、さらに。このRT状態の変遷には、さらに注意が必要な事象もあったり。フリーズです。1/65536の中段チェリーが成立した場合、通常時は必ずフリーズして大爆発の契機になるのに、ART中はフリーズしないなんてことができるのです。フリーズ発生確率は、RT状態によって変化させられるのです。これ以上は、やはり長くなるので別の機会に(汗)。

ということで、小役出現率の設定差は両方同じとして。AT機は「ナビ発生率などのサブ基板」を中心に見れば基本的にOK。ART機は「それ以外もチェックするポイントがたくさんある」のです。面倒くさい? いやいや、それだけ自由度があるということですよ。通常のボーナスを搭載していなく変則押しが全面NGだと、出目のなさは似たり寄ったりですけどね。

そういう大元を理解してから、打ってみると違った一面が見えるかもしれませんよ。まあ、激しい機種は出玉推移での評価割合が高くなってしまって仕方ないとも思うんですけど。
text by 佐々木 真


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