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『パチスロ御伽屋HANZO』  
 

実戦データ
店舗名 某店
換金率 47枚式等価交換
遊技ルール
機種名 パチスロ御伽屋HANZO
投資 ゲーム数 ボーナス
5K119月闘
上乗せ計:10G
バトル:負
(60+α 終了:114枚
3K133御伽屋
1K60御伽屋
19月闘
上乗せ計:40G
バトル:勝+30G
(120+α 終了:228枚
69赤BIG
上乗せ計:40G
バトル:勝+120G
(210+α 終了:399枚
217月闘
上乗せ計:250G
バトル:負-40G
(307+α終了:606枚
116月闘
上乗せ計:30G
ドラゴンラッシュ+140
バトル:負
(242+α終了:564枚
240ヤメ
総投資額 9000円
総獲得枚数 1067枚
換金額 22500円
収支 13500円

意外に大変。下限の機械割55%

打ってきた機種が旬を越してしまっているため、宿題にしていたAT機規制について書いてみようか。とは言っても、持っている情報は皆さんと同じ。あくまでも「佐々木はこう考えた」程度に思って頂ければ幸いです(汗)。

最初に出たのは、出玉試験の検査方法の変更についてでした。今まではユーザーが遊技するのと同様に、ATやARTをナビに従って消化してくれていましたが、今後は押し順ナビを無視して、あらかじめ決めた押し順を続けるようになります。AT機ならば、ずっと通常状態が継続するのです。検査項目のひとつである長期出玉率は、17500Gを回して機械割が55%〜120%の範囲で収まらなくてはいけません。上限の120%未満は有名ですが、下限も決められていて、それに引っかかってしまいます。

もちろん、機械割55%を通常状態だけでクリアできれば、問題ありません(ほかで難癖を付けられて落ちる可能性あり・笑)。ただ、これがなかなかに難しかったりします。

ユーザー向けの機械割計算では、リプレイを3枚小役扱いとする単純計算をしています。3枚投入に対して55%の払い出しがあればいいので「3×0.55=1.65」。1.65枚出てくるということは「3-1.65=1.35」で、1.35枚が1Gあたり減ることになります。つまり、1.35枚あれば1G回せる計算に。50枚あたりの回転数は「50÷1.35=37.03G」ということになります。

しかし、出玉試験の計算では、リプレイを「3枚投入→0枚払い出し→0枚投入」という扱い。17500Gまでのカウントダウンこそ進行するものの、機械割計算的には「何もなかったのと同じ」ことになるのです。

ざっくり言うと「リプレイ抜きで37.03G」回るAT機なら、今後の検査方式でも通過し得るということになります。じゃ、リプレイ分を足してみましょうか(計算式は上の応用なので割愛)。リプレイ確率が1/7.298のART機なら42.92G。1/4.000のAT機ならば、49.38Gが必要になってきます。

パチスロの出玉設計は「通常時のコイン持ち・初当たり確率・期待出玉」の絶妙なバランスのもとに成り立っています。通常時のコイン持ちが優遇されてしまう以上、初当たり確率や期待出玉を削るしかなくなるのです。

もうちょっと続きます。

55%をクリアする方法

現行のATシステムで機械割の下限55%をクリアしようとすると、ユーザーが求めるゲームバランスからかけ離れたものとなってしまいます。しかし、純粋なボーナスを搭載したART機ならば、作ることは十二分に可能です。

厳密には間違っている計算と前置きさせてもらいますけど。200枚純増のBIGを1/300で抽選しているならば「200÷300÷3=22.22%」。BIG分の機械割だけで22%あるので、残るは33%となります。ボーナスがあれば何でもいいというわけではありませんが、ボーナスで払い出すコインが普通にあればART機は作れます。どのバランスにすれば1Gあたりの純増を限界まで伸ばせるか……は、メーカーの開発さんが必死に考えていることでしょう(笑)。

ただし、今のボーナス付きARTとは若干変わってくるかと。順押しだけ小役が出にくい機種は、ほかの押し順が有利となります。少なくとも、有利な押し順で上限の120%を越したらマズいわけでして。全押し順を均等にしなければならないのか……など、運用まではわからないですけどね。

ただ、均等になってくれるなら、ボーナスありで変則押しのペナルティがなくなる可能性も出てきます。リールを楽しめる機種が増えてくれたら嬉しいな。

ほぼ検査方法の変更だけでスペースがなくなってしまいました。ほかにも、いろいろあるんですけどね。フリーズを使った疑似遊技などにもメスが入ったりして。それについてはまたの機会にさせてもらいますが、とりあえず、今回の規制をざっくりまとめると「もうちょっとメイン基板をゲーム性の軸にしなさい」ということのようです。私も、そうであるべきだと思います。ええ。

――――――――――

ちなみに、今回の規制で「6号機?」と感じる人もいるかもしれませんが、前例では、この数字が変わるのは風適法が改正されるタイミングのみ。そのような大幅な改正の際には、かなり早い段階から改正案などが提示されます。5号機になる改正案は、1年以上前から出ていました。なので、この規制後を区別するなら「5.5号機」なんて感じになるかと。この小数点以下は、誰がどう決めるのかわからないですけど(汗)。
text by 佐々木 真


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