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『ガン×ソード』  
 

実戦データ
店舗名
換金率
遊技ルール
機種名 ガン×ソード
投資 ゲーム数 ボーナス
総投資額
総獲得枚数
換金額
収支

馬やノクターンなアレ

前回「馬やノクターンなアレ」と、私が考えていたシステムをヒントだけ書きました。1.5号機の『ニューペガサス』です。同じ機種を想像したかは不明ですが、根本となる考え方は同じだったようです。

『ガン×ソード』は、順押しでカギ爪絵柄を中心とした9コマ範囲を押していると、AT小役を取りこぼすか1枚となって、従来機なみのベースに。それ以外の位置を押すとAT小役は3枚となります。リプレイと3枚役だらけになるので、コインはほぼ現状維持されるということ。

AT抽選は、ゲーム数管理テーブルにも似た周期抽選がメインとなっていますが、現状維持される範囲を押していると、そのゲーム数カウンタが進行しません。従来機なみのベースとなる部分を押すと、ゲームだけが進行していくわけです。

ベースはいくらでも高くできるけど、その打ち方は得にならないよ……というのが、このシステムの趣旨。

これは、まさに1号機時代の「吸い込み方式」の疑似復活でして。吸い込み方式とは、規定純減枚数に到達するとボーナスに当選するシステム。途中で払い出された小役分も打ち込まなければならないので、成立した小役をあえて取りこぼしながら打つと、時間効率が上がりました。あえて3枚を取らない打ち方をして時間効率を上げる。『ガン×ソード』も発想は同じです。

いやしかし、昔の機種からヒントを得ていると書くと、ありがたみが薄れたように感じてしまう方も出てくるかもしれませんね。ストック機や、そこから派生している現在のAT機の大半も、吸い込み方式を採用した1号機がルーツですからね。大抵のシステムは、その当時しか認められていない機種だったり裏モノだったりを再現するために生まれてきているのです。

もちろん、純減枚数管理ではなくゲーム数管理などと、時代に即して変化はしていますよ。それだって大変な努力が必要なのは言うまでもありません。ただ……5号機版の吸い込み方式ATを作ったからというだけで「KPE開発陣、恐るべし!」とまでは書きませんよ(笑)。

あくまで想像ですが

『ガン×ソード』のコインロスする打ち方がベストという考え方は、旧基準AT機でも採用することは可能でした。ただ、あまり意味がなかったから世に出てこなかったのだと思います。1Gあたりの純増3枚、一撃期待値3000枚の自主規制がある中で、削ったベースをどこに回すのか。

よほどの魅力を提供できなければ、ややこしいシステムと思われます。さらに、ベースを下げる打ち方ができないと初当たりの距離も遠く感じてしまいます。旧基準の状態では、あまりメリットが感じられないのです。それこそ、普通にベースを削れてラクに純増3枚を実現できるアクセルATが登場してからは、なおさら。

そう、アクセルATです。で、アクセルATってどのメーカーが作ったんでしたっけ? それ以前のAT機は、純増枚数を高くするとその分だけベースも上がってしまうことが難点でした。そこに立ち向かったのが、KPE開発陣なのです。

あくまでも想像ですけどね。『ガン×ソード』のシステムも、アクセルATと同時もしくはそれ以前から模索していたのでしょう。しかし、当時はメリットが小さいから採用することはなかった。そうでもないと、こんな早いタイミングで出てこないと思うのですよ。

この想像が正しければ、「KPE開発陣、恐るべし!」じゃないですか。たまたま認められちゃった……で、アクセルATが出てきたわけではなく。本気で立ち向かっていたとなるのですから。ほかにも陽の目を見ない提案とかたくさんあるに違いない。

あと、密かにすごいと思ったのは、9コマと12コマ。3枚元返しの発想ですね。私みたいなスロベテランの開発素人は、小役を取りこぼさせることから脱却できず。それでは、なかなかの目押しが必須になってしまうのです。どちらも、目押しが苦手でも時間効率以外に損はしませんが、見せ方がスマートですね。

ということで、市場評価を見る前にMIP候補にノミネート決定!
text by 佐々木 真


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