スペシャルレポート

『ストック機との最高の別れ』

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最高の4号機打ち収め

吉宗の後継機ということで生まれ、パチスロ界に一大ブームを巻き起こした『押忍!番長』。名機中の名機と呼ばれるこの台だが、実は自分は全く好きではない。
一つ注釈として加えておきたいのは「好きではない、つまり琴線に触れないというだけで、嫌いなわけではない」ということ。先にも述べたが、基本的にスロは出目命、と日々思い続けていたこともあり、いくら液晶演出システムが絶妙かつ巧妙であっても、興味が沸かなかった……というだけだ。
あともう一つ、打たなかった理由。それは『一回の番長はそれまでのコツコツを台無しにする』ということ。4号機の中でも特に波の荒い番長は、やはりそれで勝つには「ほぼ毎日設定6を打ち続けなければならない」という半ば決まり事みたいなものがある。毎日番長……そんな強靱な精神力があるのなら、今ここでフラフラスロを打ちながら暮らしているわけもない。まぁ綺麗事をいわせてもらえるならば「プロはチキンでなければならない」ということか。勝負勝負と息巻いていたのでは、きちんとした収支なんてあがりっこないのだ。勝てない機種、とはいわないが、勝つことに向いていない機種……であることは間違いない。

しかしながらこの日はなぜか、プライベートでは人生2度目の番長に座っていた。
「1/2で6ならばリセット台も多数あるはず。朝イチ台をフラフラカニ歩いていれば、『テケテケなりまくる面白いところ』だけが打てる……その後運良く食いついたらそのまま打てばいいや。もう番長もあと半月の命なんだし、思い出に……ね」
と、普段ならあり得ない理由付けで。
ちなみに自分は仕事を含めればそこそこの回数、番長を打ってはいるが、一度たりとも勝ったことがない。愛がないゆえ相性も最悪。そんな男が軽い気持ちで番長に手を出したのだが、この日はなぜか番長が笑顔で迎え入れてくれた。


一筋縄では……。

4台目で引き当てたリセットバケ終了後、1G目にシャッター全閉から液晶ザワで確定スベリゾーンへ。完全ハズレだ。そこで出てきたのが青ではなくやっぱりバケだったことに苦笑い(ホントは憤慨)しながらも、天国かどうかは不明だが連チャンで赤7。その後またもや完全ハズレを引き当て、明らかな天国へ。これまでの人生、明らかにヒキが弱かった1ゲーム連も一気に収束したかのように引けて、2000枚近いコインを獲得させてくれた。
この時点では「あぁ、今回のスペレポは番長で、『なんでこんな素晴らしい台を今まで打たなかったんだろう』という後悔ネタにしようか」なんてほくそ笑みながら打っていた。……が、3時間後にはネタにする前に本当に後悔している自分がいるあたり、さすがは番長、一筋縄ではいかないわけで……。

BIG間で2164Gハマリ。これまでの2度の完全ハズレで(985Gバケ単は完全ハズレ)もしやと思ってはいたのだが、やはり1216Gを超えずに放出……と、設定6の臭いがプンプンしている。しかしやはりこういう理不尽極まりないハマリを食らうと、やはり番長のゲーム性は個人的にちょっとキビシイな。出目が単調だし小役解除の率も低い。液晶演出もパッと見似たようなものだらけで当たる気もしない。シャッター全閉やキャラ登場からのG数を数えれば楽しく打てる・設定推測に繋がるとはいうが、何よりもそれがメンドクサイ。設定6でも打つ気がしない……多くのプロがそう口にするが、やはり努力に見合う出率が無いのが番長の最大の欠点か……な。


『最強のヤメ時』

「これも単発だったら48本負け。風○にでも行ったと思い込んで帰ろう」
と半ば諦めかけた122G目。なんと青7放出……さすがは6、天国移行か。
そしてそこから番番モードへ突入し、先ほどの出玉以上のコインがあふれ出てくる展開へ。
この台がホントに良くできていると思うのは、こういう展開さえ迎えることができてしまえば、それこそ昨日・一昨日と大負けしていても、それまでの理不尽さを全て許せてしまうというところ。レートはあまりにも違うが、感覚的にいえば「GOGOランプの光を見れば1000Gハマリ後のBIGも笑顔で消化できる」といったものに近いかな。かくいう自分もこの時ばかりは満面の笑みで消化していたに違いない。やはりライトユーザーにはこのちょっと荒いくらいのバランスがいいんだろうね。

さて、この実戦データをご覧になっていて驚いた方もいると思われる最後の部分。1GでRT解除された赤7後、1Gでヤメてます。これは「GTOの推定6が空き台になった」から。先が恐い番長の6より、すでにほぼ確定しているGTOの6。例え連チャン中であってもこの選択は間違ってはいないと思うのだが、それよりも一度、ストック機時代にやってみたかったことがあるんですよね。それは……

『最強のヤメ時』。

たまにホールで見かける「バリバリ連チャンした後にゾーン内で捨ててある台」、ああいう台って拾ってもホント連チャンしない(自分だけ?笑)。なんていうか文字では説明しにくいんだけど、「連チャンさせたツイている人」のヤメ時って自然と最高なものになるっていうか。たまに「あ、ここで連チャンが終わりそう……」みたいに感じることありませんか? つまりギャンブル特有の言葉になりますが「流れ」を完璧に見極めて、連チャンが終了した最後のボーナスで即ヤメ……みたいなことをやってみたかったわけで。


『全面液晶機種対決! 対象機種……魁男塾・GTO』

そこで、「2連続RT解除だった今こそ、モードAに転落しているはず。さらに今日自分が本当にツイていれば、GTOの6が空き台になった今、この番長が連チャンするわけがない」という非常に勝手な妄想から、1Gヤメをしてみました。
1G回した理由はもちろん、「番長は1G目のレバーON時に残りRTが決まる(だよね?)」から。拾った人が叩いたのでは意味がないですし……ね。
んで結果、叩いた場所はほぼモロ最深部。やっぱそういうもんですって、パチスロとかギャンブル全般って(笑)。
心にチョビっとでも小悪魔を飼っている人になら絶対にオススメ。完璧に決まった時の爽快感ったら、そりゃーいいもんですよ、コレ(笑)。

前からやってみたいとは思っていたのですがこのチキンな性格ゆえ出来なかったこの「ストック機での即ヤメ」も無事達成、さらにはストック機の代表格、番長で初勝利を収めることが出来て、4号機打ち収めには相応しい展開に大満足。
そして、朝イチあれだけ嫌がっていた全面液晶機に簡単に寝返るほど「番長ニガテ」な自分ですが、パチスロ界をこれほどまでに盛り上げてくれたこの『押忍!番長』という偉大な機種には、心から感謝と敬意を表したいと思います。

(ワサビ)

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