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5号機の規制緩和

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5号機の規制緩和

3月3日に、パチスロの法律の解釈基準が一部改正されました。その改正された部分を「わかりやすく解説してくれ!」というのが、今回のお題というか超難題。

解釈基準は変更であって改正ではないだろ? と、思う人もいるでしょう。ちなみに、警察庁のホームページに掲載されているタイトルは「技術上の規格解釈基準の一部改正について」。簡単に言うと「法律 → 公の解釈基準 → 担当者の裁量」という流れがあります。法律を変更するのは国会の承認なども必要で大変なので、現場の意見である程度変えられるけど軸としてブレないものを「公の解釈基準」としてワンクッションおき、最後に担当者の裁量で「その機種を世に出して良いか」を決定する仕組みです。今回は「公の解釈基準」が改正されたので、根本は変わらないけど、それなりのものが変わるということになります。「解釈基準」なんていう個人の頭の中のような言葉と、改正という国家を連想させる言葉の組み合わせは、実に日本らしいですが(笑)。

では、どこまでが法律で、どこからが公の解釈基準なのか。そして、担当者の裁量は? という疑問を持つ人もいるでしょう。公の解釈基準までは大本営の発表がありますが、担当者の裁量に関しては一般に公表されないことから「公の解釈基準までが一般のイメージでいう法律扱い」と考えるのが自然なようです。具体的な例を1つ出してみます。

法律……すべての回胴の大きさは、同一であること。
解釈……「すべての回胴」とは、回胴回転装置で制御される回胴であると解し、演出に用いる回胴等は含まれないものであると解す。

法律だけを読むと『大花火』や『ゲッターマウス7R』のような演出用リールも、大きさは同じじゃなきゃいけないと感じてしまうんですが、解釈基準により大きさが違っても良いということがわかります。このように、かなり突っ込んだ形で言及している解釈基準なら誰が担当しても同じなんですが、それだけではなかったりします。実はストック機も、担当者の裁量によって世に出てきたんです。4号機初期の段階では、複数のボーナスを同時に持ったり、リプレイを高確率で抽選して制御によって何も揃わなくする機種が出てくることなんて想像できません。なのでそれを禁止する法律もなく、担当者が「禁止されていないから落とすわけにいかない」と判断すれば、世に出てこられたわけです。

もっともそのお陰で、法律も解釈基準も厳しくなってしまったんですけどね。さて、そんなカタっ苦しいヨタ話はこれくらいにして、変わった部分を考えてみましょう。

Text by 佐々木 真

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